2025年6月23日物品保管

短期間荷物を預けられるサービスは?一時保管サービスの種類を解説


引っ越しやリフォームなどで、一時的に荷物を預けたいと思ったことはありませんか?そういった時は、一時保管サービスを利用するのがおすすめです。短期間の荷物の保管に向いているので、人気のサービスとなっています。
この記事では、短期間荷物を預けられるサービスについて、種類やメリット・デメリット、注意点などについて解説します。

短期間の荷物の預かりが必要になるシーンは?


短期間の荷物の預かりが必要になるシーンとしては、主に以下の3つが挙げられます。

  • ・引っ越しやリフォーム時の一時保管
  • ・イベント出展やセミナー開催での荷物保管
  • ・オフィス移転・拡張時の一時的な荷物保管

以下で、それぞれのシーンで必要になる理由について見ていきましょう。

引っ越しやリフォーム時の一時保管

引っ越しやリフォームをする際は、家具や家電などの荷物を一旦外に出す必要があります。
仮住まいで保管するという方法もありますが、全てを保管するのは大変なケースもあります。そういった時に、一時保管の場所として、短期間荷物を預けられるサービスを利用するのが便利です。

イベント出展やセミナー開催での荷物保管

イベントやセミナーでは、資料や機材など様々な物が必要になります。
荷物をオフィスから会場へ直接運び出すとなると、かなりの労力がかかる可能性があります。荷物の短期間の預かりができるサービスを活用すれば、運び出す負担が減り、イベントやセミナーを円滑に進めることができるでしょう。

オフィス移転・拡張時の一時的な荷物保管

オフィスの移転や拡張を行う際は、完了するまでの間荷物をどうするかが課題となります。
荷物を新しいオフィスにスムーズに移動させる場合は、オフィスの近くで、短期間預けられるサービスを利用するのが便利です。

荷物の短期保管が可能なサービス

荷物の短期保管が必要なサービスとしては、トランクルームと貸し倉庫の2つが代表的です。
それぞれの特徴やメリット・デメリットについて、以下で解説します。

トランクルーム

トランクルームは、荷物を一時的に預けることができるサービスです。
屋外に設置されているタイプや、マンションの敷地内などに屋内に設置されているタイプもあります。以下で、メリットとデメリットについて解説します。

メリット

トランクルームのメリットは、預けた荷物を自由に取り出すことができる点です。
時々使う物で、自宅やオフィスに置くスペースはない、といった物がある時に便利です。普段はトランクルームに保管しておき、必要なタイミングで取り出すことができます。
屋内に設置されているトランクルームであれば空調設備があるタイプが多いので、温度や湿度の変化の影響を受けやすい荷物でも、安心して預けることができます。

デメリット

トランクルームが自宅やオフィスの近くにあると便利ですが、遠い場所にしかない場合もあります。
遠方にある場合、荷物を預けたり取り出したりするのに時間がかかります。荷物が大きい、あるいは量が多いとなおさら時間がかかるため、必ずしもメリットを活かせるとは限りません。
また、トランクルームの利用料金は、貸し倉庫と比較すると高い傾向にあります。

貸し倉庫

貸し倉庫は、荷物の保管のために倉庫全体をレンタルできるサービスです。
トランクルームに預ける荷物よりも、サイズが大きい荷物を保管することが多いです。以下で、メリットとデメリットについて解説します。

メリット

貸し倉庫は大型の施設が多く、大きな荷物を預けやすいというメリットがあります。
トランクルームのサイズでは入れることができなかった荷物を、貸し倉庫で保管することができます。大型のバイクや農機具、建築資材などを置くことも可能です。
また、トランクルームと比較すると利用料金を安くおさえることができます。

デメリット

保管している荷物が盗難など万が一の被害に遭っても、賃貸人は補償の義務がないので補償されません。
荷物を安全に保管するためには、基本的に利用する側が自分でセキュリティ対策を行う必要があります。

トランクルームと貸し倉庫の違い

トランクルームと貸し倉庫は、契約形態と管理責任にそれぞれ違いがあります。
トランクルームは寄託契約で、寄託者が受寄者に荷物を預けて保管してもらう、という契約です。貸し倉庫は不動産の賃貸契約で、保管する場所を貸す契約です。アパートやマンションの一室を借りるのと同じ仕組みとなっています。
トランクルームは寄託契約なので、受寄者が預かった荷物を責任を持って保管してくれます。
過失によって荷物に損害が出た場合は、受寄者が損害を補償します。
一方で、貸し倉庫は賃貸人に補償義務がないため、万が一盗難などの被害に遭った場合でも補償はされません。また、賃貸人はセキュリティ対策を講じる義務もないため、利用者が自分でセキュリティ対策を行うことが求められます。

トランクルームの種類


トランクルームには、屋外型、屋内型、宅配型の3種類があります。
以下でそれぞれの特徴について解説するので、選ぶ際の参考にしてみてください。

屋外型トランクルーム

屋外型トランクルームは、屋外に設置されているタイプです。
空き地や道路沿いのスペースなどを利用して、設置されていることが多いです。屋内型や宅配型と比較して、大きなサイズの荷物を預けることができます。敷地に車で乗り入れることも可能なので、荷物の出し入れを楽に行うことができます。
セキュリティ対策は必ずしも万全とは言えず、屋内型や宅配型と比べるとやや劣ります。また、空調設備がないタイプが多いので、デリケートな物を預けるのには向いていません。

屋内型トランクルーム

屋内型トランクルームは、マンションの敷地内など屋内に設置されているタイプです。
監視カメラや防犯センサーなど、セキュリティ対策が充実しており、専門のスタッフが定期的に巡回しているタイプもあります。
空調設備が整っており、温度や湿度が管理されています。そのため、温度や湿度の影響を受けやすいデリケートな物でも、安心して預けることができます。
屋外型と比較すると、月々の利用料金は高くなる傾向にあります。

宅配型トランクルーム

宅配型トランクルームは、荷物の預かりから保管まで業者が行ってくれるタイプです。
預けたい荷物を自宅で準備しておけば、後は業者が運搬して管理を行ってくれるので、非常に便利です。取り出したい時は、宅配便で送ってもらうシステムになっています。
取り出す際に時間がかかるという点に関しては、注意が必要です。荷物は自宅に配送になるので、急を要する場合、必要なタイミングで荷物が届かない可能性があります。

トランクルームを短期利用する際の注意点


トランクルームを短期利用する際には、以下の点に注意する必要があります。

  • ・最低利用時間の確認をする
  • ・初期費用が必要な場合がある
  • ・解約のタイミングや手順の確認をする
  • ・広さや保管環境やセキュリティを確認する

それぞれの注意点を、以下で確認しておきましょう。

最低利用期間の確認をする

最低利用期間がどれくらいか、確認しておきましょう。
3ヶ月や6ヶ月など、トランクルームによって期間は異なります。1ヶ月だけの短期利用を行いたい場合は、最低利用期間が1ヶ月のトランクルームを選ぶ必要があります。

最短利用開始日の確認をする

最短利用開始日の確認も、忘れずに行いましょう。
トランクルームによっては、即日利用できるタイプもあります。急に荷物を預ける必要性が出てきた場合、即日利用可能なトランクルームを利用するのが便利です。即日利用可能かどうかを事前にチェックしておけば、スムーズに契約することができます。

初期費用が必要な場合がある

トランクルームによっては、初期費用が必要な場合があります。
月々の費用だけだと考えていたら、初期費用が必要で予想外の出費になった、というケースも珍しくありません。事前に、初期費用が必要かどうか確認することが重要です。

解約のタイミングや手順の確認する

解約のタイミングや、手順を確認しておくことも重要です。
解約は、解約月の前月末までに申し込みが必要なケースが多いです。解約を忘れると、さらにもう1ヶ月借りることになるので、注意が必要です。解約の手順は、運営会社のホームページなどで事前に確認しておきましょう。

広さや保管環境やセキュリティを確認する

どれくらいの広さか、保管環境やセキュリティがどうなっているか確認するのも重要です。
預ける予定の荷物の大きさや量を事前に把握して、適切なサイズのトランクルームを選びましょう。荷物の種類によっては温度や湿度の影響を受けやすい場合があるので、空調設備があるかどうかといった保管環境にも注目しましょう。また、盗難などの被害を防ぐために、セキュリティ対策が充実しているかどうかもチェックしておきましょう。

まとめ


短期間荷物を預ける場合は、トランクルームや貸し倉庫を利用する、といった方法があります。荷物の保管を任せたい、自宅やオフィスでの管理に不安がある、といった場合はトランクルームを利用するのが便利です。
短期間の荷物の預かりを検討している方は、この記事で紹介した内容を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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