PCライフサイクル管理のメリットや今後の市場動向とは?

昨今、リモートワークの拡大などにより、PCの調整や統制に頭を悩ませている企業が多いのではないでしょうか。そこで、PCをライフサイクル全体で最適化するものとして注目されているのが、「PCライフサイクル管理(PCLCM:Personal Computer Life Cycle Management)」です。

本記事では、PCLCMのメリットと市場動向について解説するとともに、その重要性について考えます。

PCLCMのメリット

PCLCMが注目されている理由には、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、PCLCMの主なメリットを5つ紹介します。

TCOの削減

TCO(Total Cost of Ownership)とは、購入から廃棄までにかかるコストの総額のことです。PCにおいては初期費用、運用費用、廃棄費用とTCOには様々な費用を要しますが、初期投資は計画的に行うことができても、運用後にかかる費用を想定できていないことも多いと言えるでしょう。一方で、PCLCMでは、ライフライクル全体で管理をしていく手法を用いるため、調達コストが平準化されるというメリットがあります。

使用年数の最適化

一般的にPCの寿命は5年程度だと言われていますが、適切に管理されずに5年以上継続して使用されるケースが見受けられます。しかし、PCは進化が著しく古いままのPCを使用していれば、新しい機能に対応できなくなったり動作不良や遅延を起こしたりするなど、業務に支障をきたすかもしれません。業務効率を図るなら、PCは適切な時期に買い替えを行うことが重要なのです。PCLCMでは、企業にとって最適な使用年数の算出まで、先を見据えた計画策定を行います。

セキュリティの強化

PCLCMでPCを一括管理することは、セキュリティ強化につながります。PCLCMなら、セキュリティ対策を統一し、すべてのPCに対して一定水準の対策を講じることが可能です。また、PC廃棄時に不安な情報漏洩対策もPCLCMなら安全に対処することができるでしょう。

サステナビリティへの貢献

製品ライフサイクル全体での管理は、ライフサイクルでの資源利用の最適化につながる可能性があります。ただ、この点は実際の社内全体で使用年数や台数などの比較を行い、定量化した指標で検証する必要があります。

PCLCM市場は拡大している

2021年11月に株式会社グローバルインフォメーションが発表した市場調査レポート(※)によると、製品ライフサイクル(LCM)における管理の市場規模は、2021年~2027年の間CAGR6.8%で成長し、2027年には419億米ドルに到達すると予測されています。LCM市場の需要が高まっている主な要因は、新型コロナの影響で多くの企業がリモートワークを採用し、クラウドベースのソリューションを導入したためだと同レポートは指摘しています。

また、同レポートではLCMを利用しない場合の企業の生産性低下についても言及しています。PLM(プロダクトライフサイクルマネジメント)ソリューションを採用することで、設計・ワークフロー計画、コミュニケーションなど、すべての製品データを単一のプラットフォームに統合することができ、組織の全体的な生産性向上が期待できると説明しています。

(※参考:株式会社グローバルインフォメーション「世界の製品ライフサイクル管理市場:ソフトウェア別、デプロイメント形態別、エンドユーザー別、地域別展望、COVID-19の影響分析と予測 (2021年~2027年)」

昨今の新型コロナウイルス感染症拡大による影響は一つの過程に過ぎません。企業は今後もあらゆる世の中の変化に対応していく必要があるのは言うまでもありません。健全な会社経営を継続させていくためにも、目先の課題を解決するのではなく資産管理を長期的かつ柔軟に行える仕組み作りが求められているのではないでしょうか。PCLCMは、そうした課題を解決する合理的な方法だと言えます。

しかしながら、PCLCMは予算管理や購買の手配など多くの部署との連携が必要で、社内で完結するには相当な時間とコストを要します。しかし、こうした取り組みは迅速性が重要です。そこで、スムーズにPCLCMを導入するために、専門の外部サービスを利用する企業が増えています。

おすすめのPCLCMサービス「PCIT

初めてPCLCMサービスを導入する場合は、導入前後のサポートが手厚いサービスがおすすめです。そこで今回は、実績と信頼のある日本パープルの「PCIT(ピシット)」をご紹介します。

1.IT資産に関するPC周りのお悩みを一からサポート

「どこから手を付けて良いのか分からない」という場合も、社内にある機種の把握から丁寧に支援します。さらに、PC関連の困りごともトータルで相談可能です。

2.PC運用後のトラブルにも対応

リモートで対応可能なヘルプデスクを完備しており、運用後に急なIT関連のトラブルがあっても安心です。

3.信頼の実績と万全のセキュリティ体制

日本パープルは1972年のサービス開始以来、50年にわたり情報管理領域で顧客の業務効率向上、リスク管理強化を支援してきた実績があります。さらに、高レベルのセキュリティ体制のもと安全・確実なPC廃棄を行っており、導入から廃棄まで安心して委託することができます。

PCIT公式ウェブサイトURL:https://saas.actibookone.com/content/detail?param=eyJjb250ZW50TnVtIjoxNDU0MDZ9&detailFlg=1&pNo=1

煩雑化するPC管理には、PCLCMが最適

これまで見てきたように、セキュリティやコストの観点などからPCLCMを導入するメリットは大きいと言えます。今後も働き方の多様化に伴い、PC管理はより煩雑化していくことが考えられますが、コストやサステナビリティの観点からその重要性は高まっていくでしょう。IT資産管理でお困りの担当者は、まずは専門サービスに相談してみてはいかがでしょうか。今回ご紹介したサービス「PCIT」なら企業の課題に応じてサービス内容をカスタマイズでき、運用から定着まで総括的な支援が受けられるでしょう。

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