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良い社内環境は「現状の課題」を考えることから始まる!株式会社グッドパッチを訪問


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「社員が働きやすい環境を実現する。」

多くの企業が掲げるこの目標は、言葉にするのは簡単でも、実現するのはとても難しいことです。「具体的に何をすれば、社員にとって良い会社になるのだろう」と悩む、総務の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、社員に最高の環境を提供するために、オフィスと社内制度の両面から工夫を凝らしている会社にやってきました。UIデザインに特化したデザインカンパニー、株式会社グッドパッチです。社長室の人事担当・裏川千智さんに、同社のオフィスと社内制度に対するこだわりを伺いました。

※「まもりの種」は保護(まもる)くんの日本パープルが運営しております。

社内の85%がクリエイティブ職!グッドパッチってどんな会社?

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―はじめに、御社がどのような会社なのか教えていただけますか。

裏川:弊社は「ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させる」というビジョンを掲げ、デザインの力で世の中の課題を解決する仕事をしています。事業内容は、クライアントの課題をデザインの力で解決に導く「受託事業」と、受託事業のノウハウをプロダクトに落とし込む「自社開発事業」の大きく2つに分かれています。

―業務の内容からすると、デザイナーやエンジニアなどのクリエイティブ職の方が多いのでしょうか。

裏川:そうですね。弊社は現在100名程社員がいるのですが、そのうち85%くらいはクリエイティブ系の仕事をしています。彼らは社内にいる時間が長い職種なので、「オフィスの環境をいかに整えるか」は、特に重要なテーマでした。それでは、オフィスを見ていただきましょう。

キッチンを作ることで、「コミュニケ―ション」が自然に生まれる環境を実現

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―とてもお洒落で、広々したスペースですね。このオフィスを使うようになったのはいつからなのでしょうか。

裏川:2016年1月からですね。実はこの上のフロアと、近くにある別のビルの1フロアを以前から使っていたのですが、ここ1年で社員数が急激に増えたため、オフィスを3フロア増床することになったんです。ここは、中でもこだわりが強く表れたフロアです。

―具体的には、どのようなこだわりがあるのか教えていただけますか。

裏川:このフロアは、土屋がシリコンバレーにいたときに使っていたコワーキングスペースに影響を受けています。1番こだわりを持って作ったのは「キッチン」ですね。「キッチンを中心に人が集まり、カジュアルな会話が自然に生まれる」環境を作ろうとしたんです。

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―キッチンに多くのスペースを割いていらっしゃることからも、キッチンへのこだわりが伺えます。実際にキッチンができてから、コミュニケーションが増えたと感じますか?

裏川:はい。やはり、コミュニケーションの起点ができたのは大きいですね。ランチタイムに料理をしたり、夜はお酒を飲んで楽しんだりと、毎日賑わっています。キッチンでコミュニケーションが増えることによって、業務で関わる人以外とも関われるようになるのもいいところ。会話が生まれる環境作りは、単に社内の風通しを良くするだけでなく、仕事の質を上げるためにもとても大切だと思っています。

―コミュニケーションが取れる環境を意識しすぎると、「集中できる場所がなくなってしまうのでは?」と思ってしまうのですが、その点は大丈夫なのでしょうか…!

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裏川:弊社では、集中して業務を行いたい社員のために「集中スペース」を設けているので、心配はありません。静かな空間である上に、正面が壁になっていることによって、周囲を気にせず仕事ができるようにしています。

仕事はメリハリが重要。弊社はチームで働くことを非常に重視しているので、チームメンバーとコミュニケーションを取る際はしっかり話して、作業をするときはしっかり作業に集中することが、最終的には良いプロダクト作りにつながるのではないかと思っています。

端末補助は5万円まで出る!?社員が最新機器に触れるきっかけ作り

―オフィスの環境は、社員の働きやすさをよく考えられて作られていることが分かりました。その他に、社員が仕事をしやすくなるような取り組みは何かされているのですか。

裏川:オフィス環境の他にも、「社内制度」を工夫しています。コミュニケーションを活性化させる取り組みとして行っている、「部活動」がそう。同じ興味や関心を持った人が集まることによって、部署を越え、普段の仕事では関わることのない人とつながる機会を作っています。社員はみんなデザインが大好きなので、UIデザインについて談義する活動や、新しい技術を研究する活動をして楽しんでいる人もいるんですよ。

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裏川:あとは、特徴的な社内制度として「端末購入補助制度」があります。発売して1年半以内のものを買うときに、年度内1回までではありますが、上限5万円まで会社が補助金を出します。これは社員からも人気の制度ですね。弊社の社員は、情報感度が高く、新しいもの好きな人が多いので、Apple WatchやiPhone7、Macbook Proなどの最新デバイスを買うために利用している人がたくさんいます。

―5万円も出してくれるなんて、とても手厚い補助ですね…!ですが、端末購入補助制度と社員の仕事のしやすさには、どのような関係があるのでしょうか。

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裏川:弊社は、最新のアプリケーションのデザインや開発、それらを作るためにクリエイターが使うプロダクトを開発するビジネスを行っています。最新の端末に触れやすい機会を会社が提供することで、そこでの新しい体験から、自分たちが新しい体験をデザインすることができると考えています。同じ理由から、社員が入社するときには、その時の最新のパソコンが提供されるようになっています。

―最新の端末や機器に触れやすいようにすることで、社員クリエイティビティを支援しているわけですね。

裏川:そうですね。オフィス環境も社内制度も、「社員の働きやすい環境と何なのか」を考えることから始まります。弊社の場合は、「コミュニケーションが取りやすい環境」と「最新の機器や端末に触れられる環境」が必要でした。

これからも、社員が働きやすく、仕事のパフォーマンスを上げられるように、より良い環境づくりをしていきたいです。

「社員に働きやすい環境とは何なのか」という問いが、良いオフィスと制度を生み出す

point

「社員の働きやすい環境とは何なのか」という本質的な問いから生まれたオフィス環境や社内制度は、社員が心地よく働ける環境を見事に実現させていました。

自分会社は今どんな課題を抱えていているのかを考えることが、社員が働きやすいオフィスや社内制度につながるのではないでしょうか。皆さんの会社でも、現状抱える問題を社員にヒヤリングしたりしながら、より良いオフィス環境や社内制度を考えてみてください。