電子契約

【電子契約】

電子契約とは、企業や団体などの組織体で契約を交わす際に紙面による契約書ではなく電子文書を用いることです。

電子帳簿保存法や電子署名法(電子書面および特定認証業務に関する法律)が施行されたことで、電子媒体上での契約が法的に認められるようになりました。その結果、以前は紙の文書に必要であった押印が、電子契約書では電子署名やタイムスタンプを付与した電子ファイルで行えるものとなりました。それにより、郵便で紙の契約書を送付していた作業がインターネットでの送信に変わり、交わした契約書を社内のキャビネットで保管していたのが、電子化されたデータをコンピューターやCD、ハードディスクなどで保管するようになります。

企業間での契約も電子契約書の使用が可能になったことで、業務の効率化や印紙のコスト削減といったメリットが生まれています。