「あなたとコンビニ、ファミリーマート」のCMでお馴染みの国内外約2万4000店のコンビニエンスストアでフランチャイズビジネスを展開する株式会社ファミリーマート。
本社では年間でおよそ55億人分の購買データや、お店にご来店いただいたお客様の動向、加盟店の状況といった情報を活用して、よりよい商品・サービスの企画・開発に日々努めています。
今回は2008年から16年間もの間、保護(まもる)くんを長期にわたって愛用いただくことになったきっかけや感想などを大藤様と鍋島様にお伺いしました。
導入商品・サービス
- 保護(まもる)くん
- 機密抹消
きっかけはプライバシーマークの取得と本社移転
大藤様:
弊社は2006年にコンビニエンスストアチェーン本部としては初めてプライバシーマークを取得しています。
認証を取得した企業としては機密書類を廃棄する際は確実に抹消処理しなければならないということですから、「書類の廃棄方法はこれまで通りで良いのか」という議論はすでにここから始まっていました。
さらに2008年には本社がサンシャイン60へ移転することになって、これを機にオフィスの書類を減らしていくという方針が決まり、ペーパーレス化を進めるには、無駄な書類を作らない取り組みと並行して、発生する文書は決してためこまず、不要になったら速やかに廃棄するように改めねばならないとなったのが、そもそものきっかけとなります。
大藤様:
不要になった書類は速やかに廃棄するとは言っても、それまでと同じくシュレッダーにかけていたのではどうしても追いついていかないというのが実際のところでした。
さらに大掃除ともなれば、これがまったく立ちいかなくなっているのを目の当たりにしたことから、大量にまとめてでも機密処理できる新たな仕組みが必要だということになって、シュレッダーに代わる具体的な方法の検討がはじまることになります。
「安全・確実・素早く」をすべて満たすのは保護くんだった
大藤様:
検討の中で機密書類の処理にはなにが必要かを話し合ったところ、安全・確実・素早くという3つの要素を重視したいという結論になりました。
その結論をもとに様々な業者を比較、検討した結果、最後にたどり着いたのが保護(まもる)くんということになります。
検討課題の一つだった、どれだけたくさんの書類が一度で処理できるかという点は、最後に保護(まもる)くんが残る大きな決め手になったと思います。
大藤様:
シュレッダーと比較すれば大量の機密文書が時間をかけることなく一気に廃棄できるようになったわけですから、効果は目に見えて現れました。
導入して長くたちますが今でも、当社で新しく仕事をはじめられた方に「まとめてそのまま入れても大丈夫ですよ」と伝えると、シュレッダーをかけなくてもよいことに驚かれる方が多いですね。
鍋島様:
利用し始めたのは私が営業職のころで、それまでは仕事の合間に大量の書類をシュレッダーにかけて、当番制で袋の交換をしていました。
それが保護(まもる)くんの導入を境に、投入するだけの短時間で廃棄が完了して、交換した袋を捨てに行くこともなければ、シュレッダーが目詰まりをおこして作業が中断することもありませんので、利用者としては非常に革新的なイメージをもって迎え入れたと記憶しています。
大藤様:
「捨ててはいけない書類を間違って入れてしまったので取り出してもらえないか」という相談を時々受けることがあります。
利用者からすると融通が利かないという印象はあるかもしれませんが、セキュリティの観点からすると、まさに「開けられない」という機能が安心の大きな要素なので、相談者には「取り出せないからこそ皆が安心して保護(まもる)くんを利用できるんです」と説明して納得してもらっています。
鍋島様:
一度で大量に投入した書類の中に、まだ捨ててはいけない書類がまぎれていたり、書類以外のものをうっかり入れてしまうことは、忙しい時期に起こりがちですので、管理者としては「投入する前に書類を再度確認する」という啓蒙が欠かせないと思います。
大藤様:
現在本社では十数台の保護(まもる)くんを設置しているのですが 空の保護(まもる)くんを積んだトラックが頻繁に来てくださって、書類の入った保護(まもる)くんを絶妙のタイミングで回収してくださるので、担当者として面倒がないのと、保護(まもる)くんが一杯になって使えなくなる不安がないのは大変ありがたいですね。
鍋島様:
労働環境の整備というのは総務部に課せられた大事な仕事の一つなので、組織の統廃合が進む中で、今後書類の廃棄量が一定量を超えるような事業所を新たにかまえた際には、シュレッダーの業務負担を保護(まもる)くんへ置き換えることも検討していかねばならないと考えています。
大藤様:
本社には全国の事業所から書類の捨て方について相談が寄せられます。
紙の排出量や費用対効果を考えつつ、保護(まもる)くんを選択肢として考えていきたいですね。