ISMS・Pマーク認証の取得と運用に関する実態調査 2026
調査の要点
- 取得を検討中の担当者281名の66.9%が、認証がないことで不利益を受けた、または受けそうになった。
- 取得済み層の担当者296名の63.9%が、取得に6ヶ月以上かかった。更新審査に不安や課題を抱えている人は85.1%。
- コンサルを使って取得した担当者150名の70.7%が、取得後に新規取引や入札の機会が増えたと答えた(自力の146名では31.5%)。横断調査のため、コンサル利用と成果の因果は示さない。
この調査のノート
なぜ認証を取得?#01
担当者の31.7%が、最大のきっかけに自社の体制整備を挙げた。
ISMS・Pマークを取得する目的は、どう決めればいい?
読む →
なぜ認証を取得?#02
取得を検討中の担当者の66.9%が、認証がないことで不利益を受けた、または受けそうになった。
ISMS・Pマークが無いと、取引や入札でどうなる?
読む →
認証取得#03
取得済みの担当者の63.9%が、取得に半年以上かかった。
ISMS・Pマークの取得費用と期間は、どのくらい見込めばいい?
読む →
認証取得#04
取得済みの担当者の37.5%が、審査で重大な不適合または多数の指摘を受けた。
ISMS・Pマークの審査基準は? 指摘を受けたらどうする?
読む →
運用と更新#05
取得済みの担当者の85.1%が、更新審査に不安や課題を抱えている。
ISMS・Pマークの更新審査は、何から準備すればいい?
読む →
コンサルの必要性#06
コンサルを使って取得した担当者の70.7%が、取得後に新規取引や入札の機会が増えたと答えた。
コンサルを使ってISMS・Pマークを取ると、自力と何が変わる?
読む →
コンサルの必要性#07
担当者の50.6%が、コンサル選定で最も重視する点に代行範囲の広さを挙げた。
ISMS・Pマークのコンサルは、何を基準に選べばいい?
読む →
SCS評価制度#08
認証の取得・運用に関与する会社員の61.9%が、SCS評価制度の内容を知っている。
SCS評価制度への対応は、何から始めればいい?
読む →
調査データ
本調査の設問・回答データを見る(n=577・全15問)
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 取引先・顧客から要件として求められた | 15.8% | 91票 |
| 官公庁・行政への入札参加に必要だった | 6.6% | 38票 |
| 上場(IPO)・資金調達の準備のため | 10.6% | 61票 |
| 代理店格上げ・新規取引先開拓のため | 10.6% | 61票 |
| 前任者の退職等による体制変更・引き継ぎの必要性から | 10.6% | 61票 |
| 更新時期が近づいたため | 14.0% | 81票 |
| 自社のセキュリティ強化・社内体制整備のため | 31.7% | 183票 |
| その他 | 0.2% | 1票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 取引の打ち切りや停止を通告された | 17.4% | 49票 |
| 新規の入札やコンペへの参加要件を満たせず、見送った | 23.5% | 66票 |
| 取引先から数百項目に及ぶセキュリティチェックシートの記入を求められ、回答に窮した(または長期間要した) | 40.9% | 115票 |
| その他 | 0.0% | 0票 |
| 特に不利益な扱いは受けていない | 33.1% | 93票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 50万円未満 | 4.4% | 13票 |
| 50~100万円未満 | 16.2% | 48票 |
| 100~200万円未満 | 24.7% | 73票 |
| 200~300万円未満 | 25.0% | 74票 |
| 300万円超 | 12.2% | 36票 |
| わからない | 8.1% | 24票 |
| まだ取得していない | 9.5% | 28票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 3ヶ月未満 | 4.7% | 14票 |
| 3~6ヶ月未満 | 18.6% | 55票 |
| 6~10ヶ月未満 | 32.4% | 96票 |
| 10ヶ月~1年未満 | 22.3% | 66票 |
| 1年以上 | 9.1% | 27票 |
| わからない | 5.1% | 15票 |
| まだ取得していない | 7.8% | 23票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 重大な不適合(不合格レベル)が指摘された | 14.9% | 44票 |
| 多数の指摘を受け、是正報告書の作成に膨大な工数がかかった | 22.6% | 67票 |
| 軽微な指摘はあったが、是正対応はスムーズだった | 28.7% | 85票 |
| 指摘はほとんどなく、スムーズに認証完了できた | 25.7% | 76票 |
| わからない | 1.4% | 4票 |
| まだ取得していない | 6.8% | 20票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 情報資産の洗い出し・リスクアセスメントの工数が膨大だった | 32.4% | 187票 |
| 適用宣言書など専門用語ばかりの書類作成に労力を要した | 28.9% | 167票 |
| 従業員への周知・教育が形骸化した | 25.6% | 148票 |
| 内部監査の実施方法がわからなかった | 25.3% | 146票 |
| 審査後の是正対応(指摘事項の改善報告書作成)が重かった | 27.7% | 160票 |
| その他 | 0.2% | 1票 |
| まだ取得していない | 7.1% | 41票 |
| コンサルを利用した | 9.9% | 57票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| すでに利用している | 29.6% | 171票 |
| 利用していないが検討している | 49.4% | 285票 |
| 利用しておらず、検討もしていない | 21.0% | 121票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 規格や要求事項の理解が不十分 | 35.1% | 60票 |
| 機能が自社に合っておらず使いづらい | 39.2% | 67票 |
| 社内ルールをテンプレートのまま使っており自社の実態と合っていない | 33.9% | 58票 |
| 毎月のサービス利用費用がかかる | 37.4% | 64票 |
| 審査対応に不安がある | 31.6% | 54票 |
| その他 | 0.6% | 1票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 明らかに増えた | 12.5% | 37票 |
| やや増えた | 38.9% | 115票 |
| 変わらない | 33.1% | 98票 |
| 減った | 5.4% | 16票 |
| わからない | 4.4% | 13票 |
| まだ取得していない | 5.7% | 17票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 上場準備の初期段階(監査法人・主幹事証券の選定前)に取得を完了すべき | 25.5% | 147票 |
| 上場準備の本格化(社内規程整備・予実管理の開始時期)に合わせて取得すべき | 49.0% | 283票 |
| 上場申請の直前の取得で間に合う | 8.3% | 48票 |
| 上場と認証取得は特に関係ない | 17.2% | 99票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 必要な記録や運用ルールが引き継がれず、形骸化した | 26.0% | 77票 |
| 次回の更新審査の準備が間に合わず、審査遅延・不合格の危機に陥った | 26.7% | 79票 |
| 後任者のセキュリティリテラシーが追いつかず、教育に膨大な時間がかかった | 35.5% | 105票 |
| 属人化を防ぐため、結果的に外部コンサルに運用を委託することになった | 28.7% | 85票 |
| その他 | 0.0% | 0票 |
| 特に引き継ぎのトラブルは発生していない | 17.2% | 51票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 内部監査の実施に工数がかかりすぎている | 28.7% | 85票 |
| 従業員教育が形式的になり、実効性がない | 22.3% | 66票 |
| 文書・記録類の管理が煩雑で、最新版の把握ができていない | 24.7% | 73票 |
| 審査直前の準備(エビデンス整理等)に毎回追われる | 24.7% | 73票 |
| 前回審査の指摘事項への是正対応が不十分なまま次の審査を迎えそう | 29.7% | 88票 |
| その他 | 0.0% | 0票 |
| 特に不安や課題は感じていない | 14.9% | 44票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 30万円未満 | 5.1% | 15票 |
| 30~50万円未満 | 18.9% | 56票 |
| 50~100万円未満 | 37.8% | 112票 |
| 100万円以上 | 18.9% | 56票 |
| わからない | 8.8% | 26票 |
| まだ更新を迎えていない | 10.5% | 31票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 規程・マニュアル作成の代行範囲の広さ(自社作業の少なさ) | 81.1% | 468票 |
| チャット等の相談対応のレスポンスや手厚さ | 61.9% | 357票 |
| 取得後(更新・内部監査)のサポート体制 | 75.2% | 434票 |
| 担当コンサルタントの実務経験・専門性 | 42.1% | 243票 |
| 費用の安さ・コストパフォーマンス | 30.7% | 177票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 規程・マニュアル作成の代行範囲の広さ(自社作業の少なさ) | 50.6% | 292票 |
| チャット等の相談対応のレスポンスや手厚さ | 15.1% | 87票 |
| 取得後(更新・内部監査)のサポート体制 | 13.0% | 75票 |
| 担当コンサルタントの実務経験・専門性 | 11.1% | 64票 |
| 費用の安さ・コストパフォーマンス | 10.2% | 59票 |
スクリーニング(会社員10,000名。本調査の対象者を選ぶための設問)の設問・回答データを見る(n=10,000・全5問)
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 10〜49名 | 23.4% | 2336票 |
| 50〜99名 | 10.8% | 1081票 |
| 100〜199名 | 11.8% | 1175票 |
| 200〜299名 | 7.3% | 732票 |
| 300〜499名 | 7.3% | 728票 |
| 500名以上 | 39.5% | 3948票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 取得・運用の中心的な担当者である | 5.6% | 557票 |
| 取得・運用業務の一部を担当している | 6.6% | 657票 |
| 取得・運用業務の責任者・決裁者である | 5.6% | 557票 |
| 社内ルールには従っているが、管理・運用には関与していない | 18.8% | 1877票 |
| 関与していない | 63.5% | 6352票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 両方取得している | 16.3% | 1628票 |
| ISMSのみ取得している | 6.8% | 684票 |
| Pマークのみ取得している | 7.7% | 768票 |
| 現在、新規取得に向けて準備・検討中である | 10.4% | 1035票 |
| 取得しておらず、検討もしていない | 58.9% | 5885票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 利用した(フルサポートから一部支援まで含む) | 30.1% | 928票 |
| 利用せず、自力のみで取得した | 16.2% | 499票 |
| わからない | 53.7% | 1653票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 内容を知っており、取得を検討している | 8.8% | 881票 |
| 内容を知っているが、取得は検討していない | 8.8% | 878票 |
| 名前は聞いたことがある程度 | 15.5% | 1549票 |
| 知らない | 66.9% | 6692票 |
調査レポート(PDF版)と数字が違う設問について
担当者交代時の引き継ぎトラブルと更新審査への不安の設問は、調査レポート(PDF版)では回答者全体の577名を母数にしていますが、このWeb連載では更新審査を経験している取得済み層の296名を母数にしています(引き継ぎトラブルを経験した人は82.8%、更新審査に不安や課題がある人は85.1%)。このページとノートの数字は、すべてWeb連載の母数で示しています。
引用・転載の際は「MAMORUコンサルティング サーベイ『ISMS・Pマーク認証の取得と運用に関する実態調査 2026』(2026年4月23日〜4月27日実施)」を出典として明記ください。