導入事例

株式会社サイダス

セキュリティ基準を対外的に示す必要が出てきた私たち。その課題をISMS取得支援サービスが解決してくれました。

株式会社サイダス
取締役CTO 吉田 真吾様(写真左)
取締役 中島 麻人様(写真右)
経営管理本部マネージャー 大河内 真弓様(写真中央)

「人×データ」で、すべての企業が使えるインフラを

「明日が楽しみになる社会をつくる」をミッションに掲げ、人材データプラットフォームとして各種サービスを提供している株式会社サイダス
国内外で広く活躍されている企業様をクライアントに持ち、事業を拡大させています。

この度、情報セキュリティが安全であることを証明し、取引先企業様により安心してサービスをご利用いただけるよう、弊社の「ISMS取得支援サービス」にて、ISMSを取得されました。
今回は、株式会社サイダスでご活躍されているお三方(左:吉田様、中央:大河内様、右:中島様)に、サービスをご利用されるきっかけになった課題感や利用して感じたことなどについてお話を伺いました。

企業名

株式会社サイダス

URL

取締役CTO 吉田 真吾様(写真左)
取締役 中島 麻人様(写真右)
経営管理本部マネージャー 大河内 真弓様(写真中央)

導入商品・サービス

  • ISMS認証取得コンサルティング

ISMS取得支援サービスをご利用される前の課題感

ISMS取得支援サービスを利用した背景は、セキュリティ基準を担保していることを示すため。

吉田様:

すでにご利用いただいているお客様の中にはグローバルに活躍されている企業も多くいらっしゃいます。加えて、昨年あたりから金融機関のお客様が特に増えてきました。そういったお客様は、情報セキュリティに関しても高い感度をお持ちです。

僕が管理している技術部門やプラットフォームの運用は十分なセキュリティ基準を自主的に満たしていますが、全社としてどんな体制で動いているのか、何かあったときにちゃんとエスカレーションされる仕組みが担保されているのか、といった聞かれ方をすると、「担保できています」と答えるしかなく、対外的に示せるものは何もありませんでした。

このような状況から、第三者機関を通じて、セキュリティ基準の担保を示す必要に迫られていました。ISMSの取得は私たちの課題を解決する足掛かりのひとつだったのです。

大河内様:

ISMSを取得する方向に社内で動き始め、サポートしてくれるコンサル会社を探すことになりました。
他社さんも検討しましたが、Pマーク(プライバシーマーク)の更新でも大変お世話になっていた日本パープルさんにお願いすることにしました。
私たちのことを良く知ってくれているという安心感と、これまでのお付き合いの中で育まれた信頼関係が決め手ですね。

私たちが抱えている課題感に対して一つひとつ丁寧に支援してくださり、第三者認証を得られ、対外的に情報取り扱いの信頼度を示すことができたのは、本当に良かったと思います。

ISMS取得支援サービス利用で感じた良さ

有識者だからこそのアドバイスや提案のおかげで、効率よく、ストレスなく進められた。

中島様:

日本パープルさんには、Pマークの更新に引き続いて、ISMS取得の際も支援いただきましたが、お願いしてよかったと思えたのは対応の真摯さです。私たちにとってISMSの取得はチャレンジングで、わからないことばかりでした。
「どのレベルまでやればいいのか」「どういうふうに記載すればいいのか」そういったことを日本パープルさんはちゃんと調べて、きちんと回答してくれる。とても頼りがいを感じました。

吉田様:

段取りもスムーズでしたし、基準の解釈に関しても、細かなニュアンスに配慮した提案やアドバイスをどんどんしてくれるので助かりました。文面通りに受け取ると、現実的に可能なラインを超えてしまうかもと感じる部分に対しても、「こういう考え方もあるし、こっちの考え方もできる」「記述が重複している箇所があるのでこちらに寄せたほうがいい」といったことを色々と教えてくれたので助けられました。

大河内様:

新型コロナウイルスの影響で、対面でのコミュニケーションが難しい時期も、Zoomを使って日本パープルさんとコミュニケーションを取り続けられたので、聞きたいことを聞いて、資料を作って、日本パープルさんに確認してもらって返信をいただく一連のサイクルがスムーズに回せていました。パッと会話して、パッと作業することで効率よく進められましたし、ストレスなくサポートいただけて本当にやりやすかったですね。

今後のISMS取得支援サービスに期待すること

グローバルな展開も視野に入れたサポートをこれからのサービスに期待したい。

中島様:

私たちの事業は、働いている人たちがどれだけ働きがいを持って有意義な時間を過ごせるようになるかを実現すること。人生の大半の時間が仕事に費やされるので、どうすれば自分が活躍できるのか、自分がどんな行動を起こせば将来が豊かになるのか、といったことをデータをもとに自ら考えていける世の中にしていけたら、仕事のミスマッチはなくなっていくと思います。

それをまず日本で実現し、グローバルな展開も視野にいれて推進していきたい。そうしたときに必要になってくるのが、GDPRやCCPAといった各国のプライバシー保護への対応です。欧州、欧米だけではなく、アジア各国も含めて一緒に伴走してくれるパートナーがいてくれると嬉しいなと思っています。これからも私たちのような企業に寄り添い続けてくれるサービスの向上に期待しています。