2026年7月23日物品保管

社内倉庫の管理を外部委託するには?委託できる業務・進め方・選び方


保管場所が足りない、必要な物品がすぐに見つからない、入出庫や配送に時間を取られる。こうした状況になっていませんか?
担当者の経験や記憶に頼った倉庫管理は、重複購入や出庫の遅れを招きます。物品が増えるほど管理負担は膨らみ、本来の業務を圧迫していきます。
この課題を解消する手段が、社内倉庫管理の外部委託です。備品の集荷から入庫、保管物の登録、出庫、指定先への配送、不要品の廃棄まで一括で任せられます。単に保管場所を借りるのではなく、「物品を管理し、必要な場所へ届ける」業務そのものを社外へ移せる点が最大の特徴です。
この記事では、外部委託できる業務の範囲、委託形態の種類と費用の目安、メリット・デメリット、委託先の選び方、導入の進め方までを解説します。社内スペースと倉庫業務を見直したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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この記事でわかること

  • 外部委託が向いている企業のケース
  • 社内倉庫管理で外部委託できる業務の全体像
  • 委託形態(レンタル倉庫・トランクルーム・宅配型・3PL)の違いと費用の目安
  • 外部委託のメリットとデメリット
  • 委託先を選ぶ際の6つの確認ポイント
  • 導入までの4ステップと社内で決めておくべきこと

社内倉庫管理の外部委託が向いている4つのケース


外部委託が有効なのは、倉庫が狭い企業だけではありません。以下の4つのうち、1つでも当てはまるなら外部委託を検討するタイミングです。

  • ・使用頻度の低い備品が執務スペースを占領している
  • ・社員が入出庫や配送手配などの作業に時間を取られている
  • ・拠点ごとに備品を抱え、全社の保有状況が見えていない
  • ・「何がどこにあるか」を特定の担当者しか知らない

使用頻度の低い備品が執務スペースを占領している場合

季節用品、イベント什器、予備の販促物。年に数回しか使わない物品が、日々使う執務スペースを圧迫している、典型的な委託候補です。必要な物品を無理に処分する必要はありません。使用頻度の低いものだけを社外へ移せば、執務スペースと通路は取り戻せます。
ただし、すべてを外部へ移すのは得策ではありません。日常的に使う物品まで預けると、出庫回数が増え、手間も費用もかさみます。「使う頻度」で線を引きましょう。

社員が入出庫や配送手配に時間を取られている場合

備品を使うたびに社員が倉庫へ移動し、物品を探し、梱包し、配送業者を手配している。この作業に費やす時間は、本来の業務から差し引かれています。重い什器や大量の販促物を扱う企業なら、担当者の身体的負担も見過ごせません。
集荷・出庫・配送を委託すれば、社内担当者の仕事は「必要な物品と届け先を指定する」だけになります。開催地が毎回変わるイベントや研修、全国の店舗への物品発送が多い企業ほど、効果は大きく表れます。

拠点ごとに備品を抱え、全社の保有状況が見えていない場合

本社・支店・店舗がそれぞれ備品を保有していると、同じ物品を各拠点で購入したり、一方で余っているのに他方で不足したりします。管理表の形式も更新方法もバラバラなら、全社の保有状況を確認するだけで一日仕事です。
外部倉庫に物品を集約し、共通の登録情報を全拠点で参照できるようにすれば、必要な拠点へ必要な数量を送る運用が成立します。配送元と依頼窓口が一本化されるため、拠点間の個別調整も不要になります。

「何がどこにあるか」を特定の担当者しか知らない場合

担当者の休職・異動・退職とともに、備品の在り処がわからなくなる。紙の台帳や個人のExcelファイルだけで管理している企業では、実際に起きているリスクです。更新漏れや記載ルールの不統一も、属人管理につきものです。
写真・物品名・数量を複数人で共有できるサービスを使えば、担当者以外も保管状況を確認できます。作業の依頼方法も統一されるため、特定の担当者の経験に依存しない運用へ切り替えられます。

社内倉庫管理で外部委託できる業務

社内倉庫の外部委託で任せられるのは、保管場所の提供だけではありません。物品の集荷、入庫、登録、保管、出庫、配送、返却受け入れ、廃棄手配まで、倉庫まわりの業務をまとめて移管できます。
ただし、どこまで対応するかはサービスごとに違います。まずは自社が抱えている作業を洗い出し、委託範囲を決めるところから始めましょう。

業務委託できる内容依頼前に確認すること
集荷・入庫オフィスや社内倉庫への訪問集荷、搬出、倉庫への搬入集荷対応地域、搬出経路、立ち会いの要否
登録・保管物品名・数量・サイズ・写真の登録、保管場所とのひも付け管理単位(箱単位/物品単位)、温湿度管理の可否
出庫・配送指定物品の出庫、梱包、指定先への発送依頼の締切時間、標準発送日数、同時複数配送の可否
返却受け入れ貸出後の物品を倉庫で受け取り、再入庫返却先指定の可否、再入庫の手数料
廃棄手配不要品の引き取りと処理対応品目、処理方法、マニフェスト(産業廃棄物管理票)の発行有無

集荷と入庫:社員が荷物を運ぶ必要がなくなる

多くのサービスでは、スタッフがオフィスや社内倉庫まで訪問し、保管する備品を集荷します。自社で配送車両を手配する必要も、社員が外部倉庫まで荷物を運ぶ必要もありません。搬出入にかかる時間と身体的な負担は、そのまま削減できます。
入庫時には、物品名・数量・サイズ・保管単位といった情報が登録されます。ここで重要なのが「管理単位」です。段ボール単位で預けるのか、備品ごとに個別管理するのか。この選択によって、取り出しやすさも料金も変わります。見積もり依頼の前に、どの単位で管理したいかを社内で決めておきましょう。

登録と保管:倉庫へ行かずに保管状況を把握できる

預けた物品は、倉庫内の保管場所とひも付けて管理されます。写真・物品名・数量・管理番号をWeb上で確認できるサービスなら、倉庫へ足を運ばずに保管状況を把握できます。担当者が交代しても、登録情報をそのまま引き継げば済みます。
保管環境は、一般的な備品向けの常温倉庫から、温度・湿度を管理できる施設まで幅があります。精密機器や原料を預けるなら、必要な保管条件と梱包方法を伝え、対応の可否を事前に確認してください。

出庫と配送:必要な物品を必要な場所へ直送できる

保管中の物品が必要になったら、出庫を依頼し、指定した場所へ直接配送してもらえます。社員が倉庫へ取りに行き、物品を探し、梱包する——この一連の作業が不要になります。開催場所が変わるイベント備品や、複数拠点で共有する物品の管理に向いています。
なお、依頼方法や発送までの日数はサービスごとに異なります。必要な日に届かない事態を避けるため、依頼の締切時間・標準的な発送日数・梱包作業の対応範囲は、契約前に必ず確認しておきましょう。

返却受け入れと廃棄:再入庫と処分まで一括で任せられる

貸出機器や研修備品のように繰り返し使う物品は、利用後の返却先を外部倉庫に指定できます。返却品をそのまま再入庫してもらえば、次回利用まで社内で預かる必要はありません。受け取りと再発送の手間も丸ごと削減できます。
不要になった物品の廃棄も依頼できます。ただし対応品目・処理方法・料金は事業者によって大きく異なります。事業活動で生じた廃棄物は、品目や状態によって産業廃棄物に該当します。委託先の許可の有無、処理方法、そしてマニフェスト(産業廃棄物管理票)を受け取れるかどうかを必ず確認してください。

社内倉庫の委託形態と費用の目安


「外部委託」とひと口に言っても、選択肢は一つではありません。物品量、出庫の頻度、必要な作業範囲によって、適した形態は変わります。まずは4つの委託形態の違いを押さえましょう。

委託形態特徴作業の委託範囲向いているケース
レンタル倉庫・貸倉庫スペースを面積単位で借りるスペースのみ(作業は自社)物品量が多く、自社で入出庫できる
トランクルーム区画を借りて自由に出し入れスペースのみ(作業は自社)頻繁に自分で出し入れしたい
宅配型トランクルーム集荷・保管・配送をセットで提供集荷/入庫/保管/出庫/配送/廃棄社員の搬出入をなくしたい、拠点へ直送したい
3PL・物流アウトソーシング物流業務を包括的に代行保管+流通加工+出荷までEC出荷など大量・定常的な物流がある

費用の目安と料金の考え方

料金は、保管方式と作業範囲の2軸で決まります。「月額の安さ」だけで選ぶと、出庫のたびに費用が積み上がり、総額で高くつくケースは珍しくありません。

料金方式課金の考え方メリット注意点
区画・面積単位の固定料金借りたスペースに対して定額物品量が多いほど単価が下がる空きスペースにも費用が発生する
箱・サイズ別料金預けた箱数やサイズで課金少量から始めやすい物品が増えると割高になりやすい
従量課金(保管量連動)実際に使った保管量で課金物品量の増減に費用が連動する出庫回数が多いと作業費が加算される

見積もりを取るときは、保管料だけを比べても意味がありません。以下の費用をすべて含めた「月間・年間の総額」で比較してください。

  • ・集荷費・初期搬入費
  • ・入庫作業費・登録費(写真撮影を含む)
  • ・月額保管料
  • ・出庫作業費・梱包費
  • ・配送料(配送先の地域・個数による)
  • ・廃棄手数料
  • ・契約終了時の一括返却費用

※金額は物品量・出庫頻度・配送先によって大きく変動します。自社の想定条件を伝えたうえで、必ず個別見積もりを取得してください。

社内倉庫管理を外部委託するメリット・デメリット

外部委託は万能ではありません。導入して初めて気づく制約もあります。判断を誤らないために、両面を把握しておきましょう。

メリットデメリット・注意点
執務スペース・通路・作業場所を確保できる必要な物品がその場ですぐには取り出せない
搬出入・梱包・発送手配の作業時間を削減できる保管料が固定費として毎月発生する
保管状況をWeb上で共有でき、属人化を解消できる出庫回数が多いと作業費・配送費がかさむ
拠点間の重複購入や在庫の偏りを防げる社外に物品を預けるため、委託先のセキュリティ水準に依存する
担当者の身体的負担を軽減できる預けられない物品(危険物・変質しやすい物品など)がある

デメリットの多くは、運用設計で回避できます。頻繁に使う物品は社内、使用機会が限られる物品は社外——利用頻度で保管場所を分ければ、出庫コストは抑えられます。

社内倉庫の委託先を選ぶ6つのポイント

保管料金の安さだけで委託先を決めると、運用開始後に想定外の負担が生じます。自社の利用場面を具体的に想定し、以下の6項目で比較してください。

確認ポイントチェックする内容
①対応範囲集荷/梱包/入庫/保管/出庫/配送/返却/廃棄のどこまで任せられるか、対応地域はどこか
②管理画面確認できる情報の種類、検索性、アカウント追加と部門間共有の可否
③保管環境・セキュリティ入退室管理、監視体制、防災対策、温湿度管理、補償範囲と免責事項
④料金体系保管料の方式、作業費・配送費・廃棄費などの付帯費用、総額での比較
⑤リードタイム出庫依頼の締切時間、標準発送日数、緊急出庫の可否と追加料金
⑥契約条件預けられない物品、最低利用期間、解約予告期限、契約終了時の返却・廃棄方法

①集荷から配送までの対応範囲

まず確認すべきは、どの業務を任せられるかです。集荷から廃棄まで一括で相談できるサービスもあれば、保管と発送のみのサービスもあります。委託後に自社へ残る作業を洗い出し、担当者の負担がどれだけ軽くなるかを見極めましょう。
対応地域も見落とせません。集荷可能エリアと配送可能エリアが一致しないケースや、離島への配送に条件が付くケースがあります。複数拠点へ発送するなら、配送先の登録方法と、同時複数配送への対応可否も確認してください。

②管理画面の見やすさと共有範囲

Web管理に対応しているなら、写真・物品名・数量・サイズ・保管状況のうち、どこまで確認できるかを比較します。物品数が増えても目的の品にたどり着けるか、操作は複雑すぎないか。実際の画面を見せてもらうのが確実です。
複数の担当者で使う企業なら、アカウントの追加可否と、部門をまたいだ情報共有の可否は必須の確認項目です。担当者が交代しても同じ登録情報を参照できれば、管理データを作り直す必要はありません。

③保管環境とセキュリティ

倉庫の立地と設備に加え、入退室管理・監視体制・防災対策・保管区画の管理方法
を確認します。機密性の高い備品や情報機器を預けるなら、「誰が物品を取り扱うのか」「作業記録をどう残しているのか」まで踏み込んで比較してください。
補償も重要です。事故や破損が発生したとき、何がどこまで補償されるのか。補償の対象範囲と免責事項には、契約前に必ず目を通しておきましょう。

④料金体系と追加費用

前述のとおり、料金は保管方式と作業範囲の組み合わせで決まります。物品量が変動する企業では、「使っていない空きスペースにも課金されるか」が比較の分かれ目になります。
月額料金が安くても、出庫回数が多ければ総額は逆転します。想定する物品量と月間の利用回数を伝え、月間または年間の総額ベースで見積もりを比較してください。

⑤出庫・配送のリードタイム

必要な物品がいつ届くか。これは業務の進行を直接左右します。出庫依頼から発送までの標準日数、依頼の締切時間、緊急出庫への対応可否を確認しましょう。利用日が決まっている研修やイベントでは、余裕を持った手配が前提になります。
緊急対応が可能でも、追加料金や対象地域の制限が設けられているケースがあります。繁忙期や大型連休中の配送日程も含め、「通常時」と「緊急時」を分けて条件を確認してください。定期配送する物品があるなら、予定をまとめて依頼できるかも比較材料になります。

⑥預けられない物品と契約条件

危険物、変質・損傷しやすい物品、設備が対応していない物品は、預けられません。精密機器や原料も、必要な温湿度や梱包条件によっては対象外になります。保管予定の物品を一覧にし、契約前に受け入れ可否を確認してください。
契約条件では、最低利用期間・解約時の連絡期限・契約終了後の返却方法をチェックします。将来の物品量の増減も想定し、保管量を柔軟に変更できる契約かどうかまで見ておきましょう。

社内倉庫管理を外部委託する4つのステップ


いきなり物品を運び出してはいけません。現状の棚卸しと委託範囲の設定から始めることが、運用開始後の混乱を防ぎます。

ステップ実施することアウトプット
STEP1保管物と業務内容の棚卸し物品リスト、作業一覧と所要時間
STEP2委託範囲と運用ルールの設定委託業務の定義、社内の依頼フロー
STEP3候補サービスへの相談と見積もり同一条件での比較表
STEP4保管物の移管と運用開始集荷スケジュール、登録内容の照合結果

STEP1:保管物と業務内容を棚卸しする

棚卸しでつまずくのは、仕分けの手順ではなく「捨てられない」という現場心理です。「いつか使うかもしれない」で残された物品が、執務スペースを占領し続けます。この抵抗を越えるには、主観を排した機械的な基準が要ります。おすすめは、直近1年間の使用実績で線を引く方法です。「1年間一度も使っていない物品は社外へ移す」と決めれば、個人の判断や思い入れが入り込む余地は小さくなります。
仕分けは「日常的に使うもの」「使用頻度が低いもの」「処分するもの」の3分類で十分です。判断に迷う物品は、無理に決めず「保留」の箱にまとめ、後日あらためて実績で判断します。あわせて、現在発生している作業も洗い出してください。荷受け・検品、棚入れ・棚卸し、管理表の更新、梱包・発送手配、返却物の受け取りと確認。ここで大切なのは、作業名だけでなく「誰が」「月に何時間」かけているかまで数字にすることです。この工数が、委託でどれだけ削減できるかを判断する土台になります。

STEP2:委託範囲と運用ルールを決める

棚卸しの結果をもとに、保管だけを依頼するのか、集荷・出庫・配送・廃棄まで任せるのかを決めます。ここで陥りやすいのが、最初から全部門・全物品を一斉に外部化しようとして頓挫するパターンです。関係者が多いほど調整は難航し、現場の反発も大きくなります。使用頻度の低い備品や、特定の一部門の物品から始め、運用が回ることを確認してから広げるほうが、結果的に早く定着します。
運用ルールで特に決めておきたいのは、出庫を依頼できる担当者の範囲、承認が必要な物品、配送先の登録方法、返却時の手順と連絡フローの4点です。ここを曖昧にしたまま始めると、誰でも際限なく出庫を依頼できてしまい、配送費が想定を超えます。逆に承認を厳しくしすぎると、承認待ちで業務が止まります。金額や数量で承認の要否を分けるなど、現場が回る水準を最初に設計してください。社内の窓口と依頼方法を一本化すれば、部門ごとにバラバラの手配が走る事態も防げます。

STEP3:候補サービスへ相談し、同一条件で見積もりを取る

相見積もりで最も多い失敗は、各社に伝える前提条件がそろっておらず、出てきた金額を比較できないことです。A社には「段ボール20箱」、B社には「棚1台分」と伝えれば、当然、料金の比べようがありません。これを防ぐには、依頼前に条件シートを1枚作り、全社に同じ内容を渡すのが確実です。盛り込むべきは、物品の種類と数量、集荷場所と搬出経路、想定する利用期間、月間の出庫回数、主な配送先(拠点数・地域)です。
とりわけ差が出やすいのが「月間の出庫回数」です。保管料が同じでも、出庫のたびに作業費と配送費が加算されるため、出庫が多い企業ほど総額は跳ね上がります。必ず自社の実態に近い回数を提示し、保管料単体ではなく総額で比べてください。あわせて、預けられない物品や追加費用について、相談段階で先に説明があるかどうかも見ておきましょう。都合の悪い条件を先に開示する姿勢は、運用開始後の支援体制の丁寧さをよく表します。

STEP4:保管物を移管し、運用を開始する

委託先が決まったら、集荷日・搬出経路・梱包方法・立ち会いの有無を調整します。移管当日に起きやすいトラブルが、社内に残す物品まで誤って集荷されることです。これを防ぐため、外部へ移す物品には事前にラベルや管理番号を付け、集荷対象と残置物を物理的に分けておきましょう。
入庫後は、登録された写真・物品名・数量が実物と一致しているかを、必ずこちら側でも照合します。委託先の登録ミスは、この初回照合を怠ると後から発見しづらくなります。運用開始から最初の1〜2か月は、出庫依頼や返却手配が社内ルールどおりに回っているかを点検してください。「申請項目が多すぎる」「承認者が不在だと止まる」といった不具合は、この時期にしか拾えません。ズレがあれば委託先と相談し、実際の使い方に合う運用へ調整していきます。

社内倉庫管理の外部委託なら法人専用宅配型トランクルーム ストックマモル(Stock MAMORU)

ストックマモルは、株式会社日本パープルが提供する法人向けの宅配型トランクルームです。物品の集荷・保管・指定先への配送・不要品の廃棄手配までワンストップで対応します。

項目内容
提供会社株式会社日本パープル
サービス形態法人向け宅配型トランクルーム
対応業務集荷/入庫/保管/出庫/指定先への配送/廃棄手配
管理方法写真付きでWeb上に登録、複数アカウントで情報共有
料金体系保管量に応じた従量課金制
主な用途備品、販促物、IT機器、研修用品などの保管・発送

写真付きのWeb管理で、保管状況を全員が把握できる

預けた物品は写真付きでWeb上に登録され、物品名や数量をいつでも確認できます。複数アカウントで情報を共有できるため、「担当者しか在り処を知らない」状態から抜け出せます。必要になった物品は、支店・店舗・イベント会場など、指定した場所へ直接配送を依頼できます。

従量課金制で、物品量の増減に費用が連動する

料金は保管量に応じた従量課金制です。物品量に合わせて保管スペースを調整できるため、使っていないスペースへの支払いは発生しません。温度・湿度管理が必要な物品も相談可能ですが、品目と保管条件によって対応可否が変わるため、事前確認をおすすめします。

不要になった物品は、Web上から廃棄を依頼できる

保管が不要になった物品は、Webシステムから廃棄を依頼できます。処理方法・費用・対応品目は物品によって異なるため、利用前に確認してください。備品や販促物、IT機器、研修用品の管理に課題を感じているなら、物品量と利用頻度を伝えて見積もりを相談してみてください。

社内倉庫管理の外部委託に関するよくある質問

社内倉庫の外部委託では、取り出しまでの日数、事業者の選定基準、少量利用の可否、機密性の高い物品の扱いについて疑問が生じやすいものです。社内倉庫管理の外部委託に関するよくある質問と回答を紹介します。

外部委託すると、必要なときにすぐ物品を取り出せなくなりませんか?

出庫依頼から到着まで一定の日数がかかるため、「今すぐ使いたい」物品の保管には向きません。この制約は、保管場所を使い分けることで解決できます。日常的に使う物品は社内、使用頻度が限られる物品は外部倉庫。この線引きを最初に決めておけば、実務上の支障はほとんど生じません。
なお、本記事で紹介しているストックマモルのように、専任の担当者がついて最短即日の迅速な発送手配に対応しているサービスもあります。

倉庫業法の登録がある事業者を選ぶべきですか?

他人の物品を寄託として預かる倉庫業は、倉庫業法にもとづく登録が必要です。委託先を検討する際は、登録事業者かどうかを確認しておくと、保管体制や責任範囲を判断する材料になります。あわせて、補償の対象範囲と免責事項も契約前に確認してください。

少量の備品や短期間の保管にも対応できますか?

段ボール数箱からの小ロット保管に対応するサービスもあります。オフィス工事中の一時保管や、イベント・研修の前後だけ使いたい場合にも有効です。
ただし、最低利用量や最低利用期間が設定されているケースもあります。保管する数量と利用予定期間を伝え、期間の延長や物品の追加が可能かをあわせて確認しましょう。ストックマモルでは最低利用期間の縛りや解約違約金がなく、1箱や1点といった極小ロットから必要な期間だけ柔軟に利用できます。

機密文書や情報機器も預けられますか?

機密性の高い物品は、保管環境とセキュリティ水準で委託先を選ぶ必要があります。入退室管理、監視体制、作業記録の管理方法、取り扱うスタッフの範囲を確認してください。文書の廃棄まで依頼する場合は、処理方法と証明書の発行有無も確認事項に含めます。

まとめ:社内倉庫管理の外部委託でスペースと時間を取り戻す

社内倉庫管理を外部委託すれば、保管場所の確保だけでなく、備品の集荷・登録・出庫・配送・返却・廃棄までまとめて任せられます。社員による搬出入や発送手配がなくなり、保管スペース不足、拠点ごとの重複購入、属人化した倉庫運用といった課題を一度に解消できます。
一方で、即時の取り出しには向かず、保管料は固定費として発生します。だからこそ、利用頻度で保管場所を使い分ける運用設計が欠かせません。
委託先を選ぶときは、対応範囲・管理画面・保管環境・料金体系・リードタイム・契約条件の6項目を比較してください。そして導入前に、保管物と現在の作業を棚卸しし、委託範囲と社内ルールを固めておく。この2つを押さえれば、運用開始後の混乱は避けられます。
自社が抱えている倉庫業務を明確にしたうえで、必要な範囲をまとめて相談できるサービスを検討してみてください。

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