2020年6月24日お役立ち情報

オフィスBGMで仕事の生産性が高まる!シーン別のおすすめ音楽を紹介


生産性向上のための取り組みは様々ありますが、それほどコストをかけずにすぐに導入できる対策として注目されているのが「オフィスBGM」です。

「仕事中に音楽なんて・・・」という意見もありそうですが、それはもう古い考え方。最近では、音楽が従業員の心理面に及ぼす好影響に着目して、オフィスでBGMを流す企業が増えています。実際に、BGMが流れているオフィスでは「集中力が高まる」「モチベーションが上がる」「ストレスが溜まりにくくなる」といった声も聞かれます。

今回は、オフィスBGMの効果や目的に合わせた音楽の選び方、またオフィスBGMの導入方法まで解説していきます。

オフィスにBGMを流すと良い理由

「シーンとしたオフィスは息が詰まる・・・」という意見に頷く人は多いでしょう。一方で、「ガヤガヤしたオフィスは集中できない・・・」という人も少なくありません。この相反する悩みを、まとめて解消してくれるのがオフィスBGMです。オフィスにBGMを流す主な効果としては、以下の4つが挙げられます。

集中力が高まる

オフィスにBGMが流れていると、仕事の邪魔になる音がかき消されるだけでなく、電話応対や立ち話の声も気にならなくなります。もちろんBGMのボリュームには配慮する必要がありますが、適度なボリュームでBGMが流れていたほうが集中力が高まるという人は多いようです。

コミュニケーションが促され、職場の雰囲気が良くなる

職場が静まりかえっていると、用件があっても声をかけにくいもの。従業員同士の自然なコミュニケーションを促したいときに、ひと役買ってくれるのがオフィスBGMです。適度なBGMが流れていると会話をしやすくなり、オフィスの雰囲気も良くなっていきます。

モチベーションが上がり、ストレスが溜まりにくくなる

音楽を聞くことでリラックスしたり明るい気分になったりするのは、誰もが経験のあることです。オフィスにBGMが流れていると、仕事で壁にぶつかっても前向きな気持ちになれたり、モチベーションが上がったりします。近年、職場のメンタルヘルス不調が問題になっていますが、音楽はストレスの軽減にもつながるのでメンタルヘルス対策にも効果が期待できます。

時間管理に役立つ

たとえば、時間帯によって流すBGMやチャンネルを固定しておくと、「もうすぐお昼だな」「あと1時間で終業時間だ」など、時間を認識するサインになります。このようにオフィスにBGMがあると自然と時間を認識できるので、ダラダラと仕事をすることが少なくなります。終業時間を過ぎたら音楽を変えるのもおすすめ。残業の削減も期待できます。

オフィスBGMは目的別で変えよう

オフィスBGMを選ぶときは、仕事の内容や時間帯によってジャンルを変えるなどの配慮が必要です。どんなシーンにどんなジャンルの音楽が向いているのかを知っておきましょう。

集中力を高めたいときのBGM

クラシックやジャズは自然と聞き流すことができる音楽です。BGMとしても万人受けするので、困ったらクラシックやジャズを選びましょう。リラックスできる曲も多いので、集中力を高めたいときやミスをしたくないときなどにおすすめです。

創造的な仕事をするときのBGM

一般的にボーカルの入った曲はBGMに向いていないと言われますが、アイデアを出したり、クリエイティブな仕事をしたりするときはプラスの効果が期待できるかもしれません。何となくフレーズが耳に入ってくることで想像力が刺激され、思考が単調になるのを防げます。同じ意味で、人が話すラジオをBGMにするのもおすすめです。

スピーディーに仕事を進めたいときのBGM

ルーティン業務や単純作業をサクサク片付けていきたいときは、アップテンポのBGMが力になります。アップテンポの音楽が流れていると、曲調に合わせるようにテンポ良く作業でき、「仕事がはかどる」という声も聞かれます。

頭をスッキリさせたいときのBGM

出社直後はなかなかエンジンがかからない従業員もいますし、ランチの後はどうしても眠気に襲われがち。そんなときはBGMとして2~3曲、人気の洋楽ポップスやJ-POPを流すのもいいでしょう。頭がスッキリして、良い気分転換になってくれます。

オフィスBGMにおすすめの音楽サービス

オフィスBGMを導入する際に利用できる、便利な音楽サービスが登場しています。特に人気の高い3つのサービスをご紹介します。

オフィス専用BGMサービス「Sound Design for OFFICE」(USEN)

Sound Design for OFFICEは、USENが提供するオフィス専用のBGMサービスです。「集中力UP」「リラックス」「リフレッシュ」など、オフィスBGMに最適なチャンネルが数多く用意されています。「イメージ効果」「メンタルケア効果」など効果・目的から選ぶこともできますし、「執務室」「会議室」など、BGMを流す場所から選ぶこともできます。利用料金は初期費用が30,000円~、月額費用が5,000円~となっています。
>> オフィス専用BGMサービス「Sound Design for OFFICE」(USEN)の詳細はこちら

音楽ストリーミングサービス「Spotify」

Spotify(スポティファイ)は定額で聞き放題、いわゆるサブスク音楽配信サービスの代表格です。ユーザー数は2億7,100万人以上、配信曲数は5,000万曲以上、プレイリストは30億以上を誇り、世界中で人気を博しています。Freeプランでも5,000万曲にフルアクセスできますが、オフィスBGMとして使うなら広告が入らないPremiumプランがおすすめ。月額の利用料金はわずか980円です。
>> 音楽ストリーミングサービス「Spotify」の詳細はこちら

インターネットラジオ「radiko」

radiko(ラジコ)は、インターネットラジオのサービスで、オフィスのあるエリア内の放送局のラジオ番組を無料で聞くことができます。なお、月額350円のradikoプレミアム会員になると日本全国のラジオ局の番組を聞くことが可能。月間のユニークユーザー数は880万人で、radikoプレミアム会員も70万人います(2020年3月)。オフィス向けのチャンネル・番組もあるので、音楽だけでなくニュースやトーク番組などもBGMにしたい場合はradikoがおすすめです。
>> インターネットラジオ「radiko」の詳細はこちら

生産性を高めるためにもオフィスBGMの導入を

働き方改革が加速する今、「限られた時間でいかに成果を出せるか?」という命題がすべての企業に突きつけられています。生産性向上に苦心している企業様は、オフィスにBGMを導入してみてはいかがでしょうか。オフィスBGMは生産性アップだけでなく、従業員の働きやすい環境づくりにもつながります。比較的低コストで簡単に導入できるので、テスト導入して従業員の感想を聞いてみるのもいいでしょう。

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