
「1人1人のユーザーと徹底的に向き合う」を合言葉に、インターネット広告事業などを展開。保険代理店業務も開始
株式会社GEARは「1人1人のユーザーと徹底的に向き合う」ことを合言葉に、インターネット広告事業等を展開する企業だ。SEO対策やリスティング広告、Webサイト制作、サイト売買、婚活アプリや結婚相談所運営など多様なIT・ウェブ関連事業を展開する。
最近では、保険代理店の事業を開始。これまで、個人情報を取り扱うことは多くなかった。しかし、事業が成長していくにつれ、会員を持つサイトの買収や、保険代理店業務において顧客の個人情報を抱える機会が増え、プライバシーマーク(以下、Pマーク)取得の必要性が出てきた。そこでこの度、弊社Pマーク取得支援サービスをご利用いただき、2025年8月にPマークを取得した。
導入商品・サービス
- プライバシーマークコンサルティング
情報管理に対する危機感を持っていた。運用を統一したい
有薗様:
個人情報を扱う機会が増えたことが一番の理由ですが、社内ルールの統一も図りたいと考えていました。たとえば、ユーウォッチというメディア事業の方では、芸能人の方にインタビューをさせていただく機会が増えていますが、取得した写真や録音データなどの管理方法を統一する必要がありました。それに加え、オフィスの整理整頓にも課題がありました。個人情報流出事故のニュースに日々触れる中、情報管理に関して危機感を持っていました。
Pマーク初心者。「ストレスのないコミュニケーションだったこと」が決め手
有薗様:
サービス選定に関しては、担当の2人(当時)に任せていました。コンサルティングをしていただく会社の選定は2人に任せていて、いろいろな話を聞くなかで、最終的に日本パープルさんに決定いたしました。
U様:
2,3社の担当者の方より、オンラインでサービスをご説明いただきました。知識がない我々は伝えたいことがうまく言葉にできなかったのですが、それを察していただき、簡潔にまとめてくれて「こうですよね」というコミュニケーションをしてくださったのが、日本パープルさんでした。ストレスを感じないコミュニケーションでした。
知識が社内に浸透。個人情報管理を徹底する運用へ変更
有薗様:
日本パープルさんのコンサルタントの方からはメールを頻繁にいただきました。とてもきめ細やかなサポートでした。途中でメイン担当がUさん1名のみになり精神的にもきつかったようですが、コンサルタントの方からケアいただき、助かりました。
U様:
やり取りさせていただく中で、何が個人情報に該当するか、何を台帳に載せるべきかといった知識を得ました。こうしたことを通じて、Pマークの内容が社内にも浸透してきていると感じています。
有薗様:
弊社の社員数は7名と少ないので、すぐにPマークを取ることを全員に共有し、全員参加の勉強会を開催しました。Pマーク取得を機に、撮影データの入っているカメラの持ち帰り不可、インタビューデータがあれば事務所に戻ることを徹底する、データの保管ややりとりにダイレクトクラウドを利用しパスワードをかけるなど、運用を社内で統一するようになりました。
ウェブサイトの先にいるのは「人」。良い距離感でお客様とお付き合いしたい
有薗様:
売上を拡大させ、上場させたいという夢を持っていますので、Pマークに関しては、今後形骸化させないことが大事だと考えます。Pマークは取得したら終わりではなく、しっかり運用していくことを今後は心がけていきたいと思っています。例えば今後上場するようなステージになった際には厳しい上場審査があるので、日々の積み重ねをしっかり行っていきたいと考えています。
上記弊社メディアの会員数は1400名ほどに拡大してきていますので、情報を取り扱うだけではなく、会員様のコミュニティができたり、会員様をお呼びしてアワードや表彰式を企画したりしています。たかだかウェブサイトにはなりますが、その先にいるのは「人」だと考えているからです。今後も、個人情報をしっかり管理し、良い距離感でお客様とお付き合いさせていただければと思います。



