導入事例

老人ホーム11施設の契約書を一元管理。今後は、予算編成にも活用

株式会社小俣組 介護ビジネス事業部https://www.sunnystage.com/
介護ビジネス事業部 部長 西川 順一 様
介護ビジネス事業部 総務課長 堀 俊弘 様

明日を創る。未来を守る。

小俣組は、建設事業や介護付有料老人ホーム経営を通して街や人々の明日を創り続け、創業100年を超える会社である。民間受託の建設、公共事業の他、首都圏を中心に福祉事業を展開し、生活空間の向上と、社会に貢献するということを理念に、堅実かつ順調な歩みを続けている。

今回は、契約管理DX「ConPass(コンパス)」の導入に至った背景、導入後の効果などについて話を伺った。

導入商品・サービス

  • 契約書管理 ConPass

各施設で契約書を個別に管理

ConPass導入前の契約書管理について、具体的にどのような課題を抱えていらっしゃいましたか?

弊社は介護施設(老人ホーム)11施設を運営しており、各施設が厨房会社、清掃会社、産業廃棄物業者などとそれぞれ個別に契約を結んでいました。これらの契約書は、これまで各施設が独自に保管・格納している状態でした。また、リース契約においても一番古い施設では20年間も運用が続いており、紙ベースの契約書が中心で、ペーパーレス化が求められる時代にも対応できていませんでした。

施設ごとに契約書を管理している場合具体的にどのような問題が生じるのでしょうか?

契約書管理を各施設に任せている場合、必要時に本部で確認するには、わざわざ施設から書類を取り寄せたり、自身でコピーを取ったりする手間が発生します。情報が集約されていないため、各施設の契約状況の把握というリスク管理面での課題に加え、業務効率上の問題も生じていました。

数ある契約書管理システムの中で、ConPassを選んでいただいた決め手は何でしょうか?

先述した課題から、各施設にバラバラに保管されていた紙ベースの契約書を、まとめてデータ化して一元管理できる点を最も重視していました。その点、過去に締結した大量の契約書のデータ化から支援いただける日本パープルの「ConPass」はとても魅力的なサービスでした。また、AIによる高い精度での台帳自動生成機能も、選定した決め手の一つです。

契約書の締結情報をベースに修繕計画や予算編成にも活用

ConPassの導入を通じて、今後どのような管理体制や目標を目指していきたいか、また弊社へのご要望があればお聞かせください。

設備投資の計画的な管理にConPassを活用していきたいと考えています。介護施設ではエアコンや厨房設備など、入居者様の生活に直結する設備も少なくないため、設備投資に係わる期日管理はとても重要です。各施設の設備契約の期限やリース期間をConPassで一元管理することで、「いつ、どの施設で、どの設備を更新すべきか」が明確になり、将来の予算編成に反映できるようになります。突発的な故障による費用発生を避け、計画的な運営を目指したいです。

また、将来的には、契約書以外に通常の納品書や物品購入のデータも紐付けて管理していけると、さらに多角的な管理が可能になり、業務効率化が図れると考えています。