まだ使える備品を捨て、あとで買い直している
退去期限やスケジュールの制約で、判断を急いだと感じた担当者は78.7%。300名の移転担当者の回答から見る、捨てたあとに買い直す二重の損失と、移転前にできる3つの備え。
廃棄の実態
4社に3社が、移転時にまだ使える備品を捨てたことがある
調査データを見る(Q4 使える備品の廃棄実態 n=300)
オフィス移転の担当者300名に「移転時に、まだ使える物品・備品を廃棄したことがあるか」を尋ねたところ、「多くあった(31.3%)」「一部あった(46.3%)」を合わせて77.7%。
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 多くあった | 31.3% | 94票 |
| 一部あった | 46.3% | 139票 |
| ほとんどなかった | 16.3% | 49票 |
| まったくなかった | 4.3% | 13票 |
| わからない | 1.7% | 5票 |
捨てて、また買う
74.3%が、捨てたあとに買い直したものがある
調査データを見る(Q2/Q5 廃棄作業と買い直し実態 n=300)
移転時に特に負担が大きかった作業(3つまで)の上位は、「何を捨てるかの判断」(32.7%)、「廃棄手配」(28.0%)、「荷物の仕分け」(27.3%)。退去期限やスケジュールの制約で判断を急いだと感じた人は78.7%。廃棄した後に買い直したものがあると答えた人は74.3%(回答者全体に対する割合)。「廃棄せず、預けておけばよかった」と感じたものの上位は、「オフィス家具・什器」(40.7%)、「消耗品・備品」(36.0%)、「パソコン・周辺機器」(31.7%)。
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 何を捨てるかの判断 | 32.7% | 98票 |
| 廃棄手配 | 28.0% | 84票 |
| 荷物の仕分け | 27.3% | 82票 |
| 社内調整 | 26.7% | 80票 |
| 何を残すかの判断 | 26.0% | 78票 |
| 一時保管先の確保 | 23.3% | 70票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| かなりあった | 22.3% | 67票 |
| 一部あった | 52.0% | 156票 |
| ほとんどなかった | 18.3% | 55票 |
| まったくなかった | 4.3% | 13票 |
| わからない | 3.0% | 9票 |
捨てる判断の背景
76.3%が、移転時に一時保管の必要を感じた
調査データを見る(Q8 一時保管が必要な理由 n=300)
「一時保管が必要だと感じた理由」の1位は「捨てるか残すかの判断に時間が必要だった」(41.0%)。次いで「すぐには使わないが、将来使う可能性があった」(37.3%)、「移転時に一時的な置き場が必要だった」(34.3%)。
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 捨てるか残すかの判断に時間が必要だった | 41.0% | 123票 |
| すぐには使わないが、将来使う可能性があった | 37.3% | 112票 |
| 移転時に一時的な置き場が必要だった | 34.3% | 103票 |
| 退去期限までに整理しきれなかった | 31.7% | 95票 |
| 廃棄コストを抑えたかった | 31.3% | 94票 |
| 新オフィスに入りきらなかった | 30.0% | 90票 |
反省が繰り返される
引越し業者が来るその日まで、捨てる箱、持っていく箱、どうするか決まっていない箱が混在していた。仕分けに費やした時間は、通常業務をそのまま圧迫した。
退去まで2週間という段階で、まだ大量の備品が残っていた。捨てるか残すか、誰も決断できないまま期日だけが迫る。もっと早く判断基準を作っておくべきだった。
新オフィスに入居してから、「あの什器があれば」と気づく。産廃に出したものを、半年後に同じグレードで発注した。
「捨てるか残すか迷うものを一旦どこかに逃がせれば、もっと落ち着いて判断できた」。移転が終わってから気づいた。次の移転では、最初から一時保管を前提に計画を立てる。
場面の文は調査の回答をもとに作った例で、数字は調査の結果である。
34.3%が、次は荷物の仕分けを簡単にしたいと答えた
調査データを見る(Q11 次回改善したいこと n=300)
「次の移転で改善したい点」の1位は「荷物の仕分けを簡単にしたい」(34.3%)。2位タイは「廃棄判断をもっと早くしたい」「買い直しを減らしたい」(各33.0%)、4位は「一時保管を活用したい」(32.0%)。
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 荷物の仕分けを簡単にしたい | 34.3% | 103票 |
| 廃棄判断をもっと早くしたい | 33.0% | 99票 |
| 買い直しを減らしたい | 33.0% | 99票 |
| 一時保管を活用したい | 32.0% | 96票 |
| 社内調整を減らしたい | 29.7% | 89票 |
| 捨てすぎを防ぎたい | 29.3% | 88票 |
| 外部サービスを使いたい | 27.3% | 82票 |
Q. 移転の備品、期限に追われて捨てようとしていませんか?
3問に答えるだけで、移転時の備品の廃棄と買い直しの心配をその場で確認できます。
Q1: 次回(または今回)の移転で、移転先に入りきらない備品をどのように処理する予定ですか?
調査データ:まだ使える物品・備品を廃棄したことが「多くあった」「一部あった」人が77.7%
Q2: 何を捨てて何を残すか、判断の基準は決まっていますか?
調査データ:特に負担が大きかった作業の1位は「何を捨てるかの判断」32.7%
Q3: 退去期限までに、備品を仕分けて判断する時間の余裕はありますか?
調査データ:退去期限やスケジュールの制約で、判断を急いだと感じた人が78.7%
回答から、廃棄と買い直しの心配を判定中...
移転時の備品処理:3つの選択肢の比較
続いて、廃棄と買い直しにかかる出費が、いくらになるか試算しませんか?
3問に答えるだけで、移転1回あたりの出費を金額で示します。
Q1: 捨てる予定の備品を、新品でそろえ直すと、合わせていくらくらいになりますか?
計算には( )内の金額を使います。
Q2: そのうち、移転後に買い直すことになりそうなものは、どのくらいありますか?
計算には( )内の割合を使います。
Q3: 備品の廃棄(処分・運び出し)にかかる費用は、どのくらいになりそうですか?
計算には( )内の金額を使います。
入力データをもとに廃棄と買い直しの出費を計算中...
✓ 試算完了
現状 vs ストックマモルを利用した場合:廃棄と買い直しの比較
廃棄の費用と買い直しの費用が重なる
迷う備品を社外に一時的に預ける
廃棄と買い直しの二重の損失を防ぐ。移転前にできる3つの備え
まだ使える備品を捨てたことがある人は77.7%、捨てた後に買い直したものがある人は74.3%。移転計画の早い段階で、この3点を決めておく。
表示中
データ出典
調査:オフィス移転時の対応と見落としコストこのノートの設問・回答データをすべて見る(全12問)
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 不要品の廃棄 | 51.7% | 155票 |
| 継続利用する備品の選別 | 40.0% | 120票 |
| 一時保管先の確保 | 31.3% | 94票 |
| 新オフィスへの移送 | 44.7% | 134票 |
| 別拠点への移送 | 32.3% | 97票 |
| 何を残すかの判断 | 44.7% | 134票 |
| 何を捨てるかの判断 | 47.3% | 142票 |
| 何を預けるかの判断 | 29.7% | 89票 |
| その他 | 0.0% | 0票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 何を残すかの判断 | 26.0% | 78票 |
| 何を捨てるかの判断 | 32.7% | 98票 |
| 何を預けるかの判断 | 24.0% | 72票 |
| 荷物の仕分け | 27.3% | 82票 |
| 廃棄手配 | 28.0% | 84票 |
| 一時保管先の確保 | 23.3% | 70票 |
| 移送手配 | 20.7% | 62票 |
| 社内調整 | 26.7% | 80票 |
| その他 | 0.3% | 1票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 非常に感じた | 27.7% | 83票 |
| やや感じた | 51.0% | 153票 |
| どちらともいえない | 14.3% | 43票 |
| あまり感じなかった | 5.3% | 16票 |
| まったく感じなかった | 1.7% | 5票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 多くあった | 31.3% | 94票 |
| 一部あった | 46.3% | 139票 |
| ほとんどなかった | 16.3% | 49票 |
| まったくなかった | 4.3% | 13票 |
| わからない | 1.7% | 5票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| かなりあった | 22.3% | 67票 |
| 一部あった | 52.0% | 156票 |
| ほとんどなかった | 18.3% | 55票 |
| まったくなかった | 4.3% | 13票 |
| わからない | 3.0% | 9票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| オフィス家具・什器 | 40.7% | 122票 |
| 書類・資料 | 31.0% | 93票 |
| パソコン・周辺機器 | 31.7% | 95票 |
| 展示会・イベント用品 | 27.0% | 81票 |
| 販促物・ノベルティ | 25.7% | 77票 |
| 消耗品・備品 | 36.0% | 108票 |
| 商品在庫・サンプル品 | 28.3% | 85票 |
| その他 | 0.7% | 2票 |
| 特にない | 7.0% | 21票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 非常に感じた | 30.3% | 91票 |
| やや感じた | 46.0% | 138票 |
| どちらともいえない | 15.3% | 46票 |
| あまり感じなかった | 5.0% | 15票 |
| まったく感じなかった | 3.3% | 10票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 新オフィスに入りきらなかった | 30.0% | 90票 |
| 退去期限までに整理しきれなかった | 31.7% | 95票 |
| 捨てるか残すかの判断に時間が必要だった | 41.0% | 123票 |
| すぐには使わないが、将来使う可能性があった | 37.3% | 112票 |
| 移転時に一時的な置き場が必要だった | 34.3% | 103票 |
| 廃棄コストを抑えたかった | 31.3% | 94票 |
| その他 | 0.0% | 0票 |
| 特に必要ではなかった | 4.3% | 13票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 廃棄費用 | 29.3% | 88票 |
| 買い直し費用 | 30.0% | 90票 |
| 移送費用 | 22.0% | 66票 |
| 社員の作業時間 | 39.0% | 117票 |
| 一時的な置き場確保の負担 | 39.0% | 117票 |
| 保管か廃棄かの判断にかかる時間 | 37.3% | 112票 |
| 社内調整の負担 | 37.3% | 112票 |
| その他 | 0.0% | 0票 |
| 特にない | 2.7% | 8票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 廃棄費用 | 13.3% | 40票 |
| 買い直し費用 | 19.3% | 58票 |
| 移送費用 | 17.7% | 53票 |
| 一時保管に関わる費用 | 17.3% | 52票 |
| 社員の作業時間による負担 | 26.7% | 80票 |
| わからない | 5.7% | 17票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 廃棄判断をもっと早くしたい | 33.0% | 99票 |
| 一時保管を活用したい | 32.0% | 96票 |
| 捨てすぎを防ぎたい | 29.3% | 88票 |
| 買い直しを減らしたい | 33.0% | 99票 |
| 荷物の仕分けを簡単にしたい | 34.3% | 103票 |
| 社内調整を減らしたい | 29.7% | 89票 |
| 外部サービスを使いたい | 27.3% | 82票 |
| その他 | 0.0% | 0票 |
| 特にない | 2.3% | 7票 |
| 選択肢 | 割合 | 票数 |
|---|---|---|
| 非常に前向き | 27.3% | 82票 |
| やや前向き | 45.0% | 135票 |
| どちらともいえない | 18.3% | 55票 |
| あまり前向きではない | 7.3% | 22票 |
| まったく前向きではない | 2.0% | 6票 |
引用・転載の際は「オフィス・ストレージ研究所『オフィス移転時の対応と見落としコスト調査』(2026年4月13日〜4月23日実施)」を出典として明記ください。