
現場DXを支援するソフトウェアを開発・提供。製造業の現場を支える
株式会社シムトップスは、主に製造業向けにITソフトウェアを開発・提供する。生産スケジューラ・工程管理の「DIRECTOR6」や現場DXの足がかりになる現場帳票システムの「i-Reporter」、BOPプロセスエディターの「MPP Creator」などのサービスを展開し、製造業の現場DXを支えてきた。現場ニーズを最優先し製品開発することが同社のモットーだ。
同社は新型コロナウイルス感染症拡大を受けてマーケティング部門を立ち上げる。同部門によるマーケティング強化で資料の量が増加し、Stock MAMORUの活用をスタート。
導入商品・サービス
- 宅配型トランクルーム Stock MAMORU
自社ストックルームが資料で溢れる。展示会の準備に時間を要し、在庫管理も適正とはいえない状態だった

前川様:
コロナ禍をきっかけに、お客様に対面でお会いすることが難しくなり、より積極的なマーケティング施策に取り組む必要が生じました。そこで弊社はまず、デジタルマーケティングに取り組むマーケティング部門を立ち上げました。
オフラインだと展示会向け資料、オンラインだとダウンロードコンテンツ等をつくるなど、コンテンツを充実させました。出展する展示会の数も増え、結果としてコンテンツの制作量はこれまでの2、3倍以上となり、在庫管理の問題に直面しました。
これまでは、製品や会社カタログ、ペライチの商材資料だけを管理していればよかったので、クリーンでクリアな倉庫でしたが、その状況は一変しましたね。
まず、倉庫の物理的なキャパオーバーが起こりました。通路や棚は資料で溢れ、防災の観点より総務部から指摘されることもしばしば。
預ける荷物の写真がアップされることへの安心感。営業担当者の迅速で丁寧な対応も良かった
前川様:
ウェブ検索を通じて、3~4つのサービスに目星をつけました。なかでも、サイトがわかりやすく、UXが今どき感もあって良く、預ける荷物の写真を一緒にアップロードしてもらえるという安心感もある、日本パープルさんのサービスに絞ったのです。
問い合わせした際の営業担当者の方の迅速で丁寧な対応は、快く決めるきっかけとなりました。素晴らしい対応でした。契約前にデモサイトを貸してもらえましたので、実際の運用のイメージが湧きましたね。
搬出入に関しても、手続きすればすべてお任せできるのも良い点です。また、搬入の際に写真を添付していただけるのですが、我々は荷姿で中身を判断することもあるので、「荷物を管理している」という安心感にもつながりました。
那須様:
写真も見やすく、荷物がきれいになっている感じがするくらいです。初心者でも操作できることや、CSVでも管理が可能な点など、大変満足しています。

年間30時間程度の業務時間を削減。コア業務に時間を割けるように
まず、担当者の業務削減効果が出ています。先程述べましたが、展示会準備関連業務として、搬出時に搬出用の場所に移動させる時間(1時間)、搬入時に倉庫に戻す時間(1時間)。倉庫での整理時間(1-2時間)、合計で展示会ごとに4時間くらい削減できています。弊社は年に6から8回展示会に出展しますので、年間30時間の削減効果があるのではないでしょうか。その分、コア業務である制作の仕事に時間を使うことができています。
もちろん、倉庫も整理され、他の部門の方も荷物を取り出すのが早くなりました。総務部からの指摘もなくなり、精神的ストレスもなくなりました。
現場DXに役に立つ製品サービスの認知拡大に努めたい

DXの定義は広がりを見せており、情報を電子化・蓄積する「デジタイゼーション」と、蓄積した情報をもとにデータ分析し業務を改善したりビジネスを生み出したりする「デジタライゼーション」に大きく分けられます。
弊社のi-Reporterはまさにデジタイゼーションに貢献するサービスです。こういった現場DXに役に立つ弊社製品サービスを多くのお客様に認知・利用いただくために、今後もマーケティング活動を強化してまいります。