2026.10.13

【ニュースリリース】契約書管理の担当者の76.4%が、過去1〜2年に契約期限を見逃した経験あり。電子契約を導入しても、契約書管理はなぜ終わらないのか?

~84.8%が「電子契約ツール」と「契約書管理システム」の違いを説明できない~

電子契約ツールの普及により、契約を締結する作業そのものはデジタル化が進みました。一方で、締結したあとの契約書をどこに置き、更新や解約の期限をどう管理し、担当者が替わったときにどう引き継ぐかは、企業ごとの運用に委ねられたままになっています。

株式会社日本パープル(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 壮之介)は、2026年4月、従業員50〜299名の企業で契約書の管理に関わり、管理方法の見直しを始めている担当者461名を対象に「契約書の『締結後管理』に関する実態調査 2026」を実施いたしました。

調査の結果、担当者の76.4%が過去1〜2年に契約期限を見逃した経験があると判明しました。また、84.8%が「電子契約ツール」と「契約書管理システム」の違いを説明できず、電子契約ツールを利用している担当者の50.1%は、締結後の契約書を別の場所へ移しているか、管理できていないことが分かりました。電子契約で締結を電子化しても、締結のための仕組みと、締結したあとに契約書を管理するための仕組みが区別されないまま、締結後の管理が担当者の運用に残っている実態が見えてきました。

本リリースでは、調査結果から見えてきた締結後の契約書管理の実態とともに、期限の見逃しや引き継ぎの困りごとを減らすために確かめておきたい点をご紹介します。

▼ 調査ノートはこちら
https://www.mamoru-kun.com/conpass/report/2026/

<調査サマリー>
①76.4%が過去1〜2年に契約期限を見逃した経験あり。影響は対応の時間から、自動更新による費用まで
②84.8%が「電子契約ツール」と「契約書管理システム」の違いを説明できない。比較を始めた担当者でも78.3%
③電子契約ツールの利用者の50.1%が、締結後に別の場所へ移すか、管理できていない

【調査概要】
調査名: 契約書の「締結後管理」に関する実態調査 2026
調査期間: 2026年4月21日~4月27日
調査主管: 株式会社日本パープル
調査対象: 従業員50〜299名の企業で、契約書の管理・閲覧・確認に関与し、契約書管理の見直しを始めている担当者
有効回答数: 461名
調査方法: インターネットによるアンケート調査

※ 構成比は小数第1位まで表示しています。四捨五入のため、合計が100.0%にならない場合があります。
※ 特記のない数値は、回答者461名に占める割合です。設問の対象を絞った数値は、本文に母数を記載しています。
※ 調査結果をご紹介いただく際は【契約書管理レポート by ConPass(コンパス)「契約書の『締結後管理』に関する実態調査 2026」より引用】と注釈をご記載ください。

■  ①76.4%が過去1〜2年に契約期限を見逃した経験あり。影響は対応の時間から、自動更新による費用まで

過去1〜2年に、契約書の更新や解約などの期限を見逃したことがあるか尋ねたところ、「ある(1〜2回)」が50.1%、「ある(複数回)」が26.2%で、合わせて76.4%が見逃した経験を持っていました。「ない」は16.5%にとどまります。

見逃した経験がある352名に、その影響を尋ねたところ(複数回答)、最も多かったのは「実害はなかったが、発覚後の対応に時間がかかった」(32.1%)でした。一方で、「不要な契約が自動更新され費用が発生した」が23.3%、「法的リスクが生じた」が17.9%あり、期限の見逃しは確認の手間にとどまらず、費用や法的なリスクにも及んでいます。

また、期限の確認・通知・社内共有に月3時間以上かけている担当者は64.4%でした。期限の管理に毎月まとまった時間をかけていても、見逃しは起きています。

■ ②84.8%が「電子契約ツール」と「契約書管理システム」の違いを説明できない。比較を始めた担当者でも78.3%

「電子契約ツール」と「契約書管理システム」の違いをどの程度理解しているか尋ねたところ、「なんとなく違うのはわかるが説明できない」が51.4%、「同じものだと思っていた」が24.7%、「違いを意識したことがなかった」が8.7%で、合わせて84.8%が違いを説明できないと答えました。「明確に説明できる」は15.2%です。

検討の段階別に見ると、違いを説明できない担当者は、比較をまだ始めていない担当者(164名)で90.2%、近いうちに比較を始める担当者(154名)で85.1%、すでに比較している担当者(143名)でも78.3%でした。契約書管理のツールを比べる段階に入っても、締結のための仕組みと、締結後に管理するための仕組みの区別は、まだ共有されていない様子がうかがえます。

■ ③電子契約ツールの利用者の50.1%が、締結後に別の場所へ移すか、管理できていない

電子契約ツールで締結した契約書を、締結後にどう管理しているか尋ねました。電子契約ツールを利用している381名のうち、「別の場所(共有フォルダ、Excel台帳等)に移して管理している」が30.2%、「管理できていない、または放置状態になっている」が19.9%で、合わせて50.1%でした。「専用の契約書管理システムで管理している」は25.2%、「電子契約ツール内でそのまま保管している」は24.7%です。

■ 本調査の総括:締結する仕組みと、締結したあとに管理する仕組みを分けて考える

今回の調査では、契約書の管理に関わる担当者の76.4%が過去1〜2年に契約期限を見逃した経験を持ち、84.8%が「電子契約ツール」と「契約書管理システム」の違いを説明できないことが分かりました。

電子契約ツールは、契約を締結するための仕組みです。締結したあとの契約書をどこで管理し、期限が近づいたときに誰が気づき、担当者が替わったときにどう引き継ぐかは、締結とは別に整える必要があります。しかし、電子契約ツールの利用者の50.1%は、締結後の契約書を別の場所へ移しているか、管理できていません。電子契約を導入しても契約書管理が終わらないのは、締結の電子化と、締結後の管理が別のものとして扱われていないためと考えられます。

契約書の管理を見直す際には、次の3点を確かめておくことが役に立ちます。

・締結したあとの置き場所が決まっているか:電子契約ツールの中に残すのか、別の場所へ移すのかが、担当者ごとに違っていないか
・期限が近づいたら、担当者に通知が届くか:期限を確かめるために、台帳や契約書を見に行く形になっていないか
・担当者が替わっても引き継げるか:契約ごとの担当者や期限が、前任者の記憶ではなく台帳や仕組みに残っているか。担当者の異動・退職時の引き継ぎで困った経験がある担当者は73.5%に上ります

締結する仕組みと、締結したあとに管理する仕組みを分けて考えることが、期限の見逃しや引き継ぎの困りごとを減らす第一歩になります。

■ 詳細レポートについて

本調査の詳細は、以下のWebページにて7本の調査ノートとして公開しています。管理方法・更新期限・引き継ぎ・探す時間・電子契約後の保管・システムの比較・AIの活用について、全19問の回答データとあわせてご覧いただけます。

▼ 調査ノートはこちら
https://www.mamoru-kun.com/conpass/report/2026/

■ 契約管理DX「ConPass」について

「ConPass」は、契約書をアップロードするだけでAIが管理項目を自動抽出するクラウドサービスです。スキャンからデータ化、原本保管まで一括対応する「オーダーメイド型BPO」に加え、ConPass AIアシスタントが蓄積された契約データを「経営資産」へと変換し、攻めの経営をサポートします。
<契約管理DX ConPass URL>
https://www.mamoru-kun.com/conpass/


< 株式会社日本パープルについて >

株式会社日本パープルは、1972年に創業し、これまで情報セキュリティ事業を中心に、企業の文書管理や情報資産の安全な活用を支援しています。長年にわたり培ってきた経験と実績を基に、お客様に最適なソリューションを提供し続けています。

会社名:株式会社日本パープル
代表者:代表取締役社長 林壮之介
設立:1972年5月12日
所在地:東京都港区六本木七丁目15-7 新六本木ビル5階
事業内容:情報セキュリティ事業、デジタルアーカイブ事業、ストレージテック事業
URL:https://www.mamoru-kun.com/

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