“出社しないとできない”業務をなくすDXとは。
株式会社日本パープル(本社:東京都港区、代表取締役社長:林壮之介)は、法人専用の宅配型トランクルーム「StockMAMORU(ストックマモル)」を通じて、企業のバックオフィス業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、新たな経営指標として注目される「従業員体験(Employee Experience、以下EX)」の向上を支援します。
総務省が発表した「令和6年通信利用動向調査」[1]によると、テレワーク導入の目的として「新型コロナウイルス感染症対策」が大幅に減少する一方、「業務の効率性(生産性)の向上」や「勤務者のワークライフバランスの向上」が明確に増加しています。
[1] 総務省. 令和6年通信利用動向調査 ポイント. 2025-05-30.
https://www.soumu.go.jp/main_content/001011527.pdf, (参照2025-08-28)
この変化は、多くの企業がテレワークを単なる事業継続のための「守り」の策から、生産性や従業員満足度を高める「攻め」の経営戦略として再定義していることを示唆します。
総務省「令和6年通信利用動向調査」より作図。企業のテレワークの導入目的として、「新型コロナウイルス感染症への対応」が前年より減少している一方、「勤務者のワークライフバランスの向上」、「業務の効率性(生産性)の向上」が大きく増加していることがわかる。
しかし、この「攻め」への移行において、多くの企業が予想外の課題に直面しています。それが「物理的な書類や備品の管理」です。
「備品を取りに行くためだけに出社する」 「担当者でなければ在庫が分からない」
こうした《出社しないとできない業務》は、せっかくの柔軟な働き方を阻害し、従業員のモチベーション低下や生産性悪化を招く要因となっています。結果として、新しい経営指標である「従業員体験(EX)」の質を著しく低下させるリスクをはらんでいます。
従業員体験(EX)とは、従業員が企業で働く上で経験するすべての体験の総称です。採用から日々の業務、職場環境、そして退職に至るまで、その体験の質が従業員のエンゲージメントや生産性に直結すると考えられています。
従来の「従業員満足度(ES)」が給与や福利厚生といった特定要素に着目していたのに対し、EXはより包括的な視点で従業員の働く体験を捉えます。ポジティブなEXは、従業員が最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整え、企業の競争力向上に不可欠な要素となっています。
「StockMAMORU」は、こうした現代の働き方の課題を解決する法人専用の宅配型トランクルームです。オフィスの書類や備品、販促物などを、PCやスマートフォンから預け入れ・出庫指示できる本サービスは、“倉庫×宅配×IT管理”を三位一体で提供します。
<StockMAMORUが実現するEX向上の3つのポイント>
実際にサービスを導入したITソリューション開発企業では、展示会備品などの管理を「StockMAMORU」に切り替えたことで、準備や搬出入にかけていた年間約30時間の業務削減に成功しました。
創出された時間はコア業務に充てられ、事業成長を加速させています。担当者からは「初心者でも迷わず使え、社内の在庫共有にも役立っています」との声が寄せられており、スムーズなDXがEX向上に直結していることが実証されています。
市場環境の変化に柔軟に対応し、企業が競争力を高めるためには、従業員一人ひとりが最高のパフォーマンスを発揮できる環境—すなわち優れたEXの実現が不可欠です。
「StockMAMORU」は、これまでの「倉庫=固定資産」という常識を覆し、「持たない経営」と「業務効率化」を両立することで、企業の持続的な成長をバックオフィスから支えます。
【サービス概要】
< 株式会社日本パープルについて >
株式会社日本パープルは、1972年に創業し、これまで情報セキュリティ事業を中心に、企業の文書管理や情報資産の安全な活用を支援しています。長年にわたり培ってきた経験と実績を基に、お客様に最適なソリューションを提供し続けています。
会社名:株式会社日本パープル
代表者:代表取締役社長 林壮之介
設立:1972年5月12日
所在地:東京都港区六本木七丁目15-7 新六本木ビル5階
事業内容:情報セキュリティ事業、デジタルアーカイブ事業、ストレージテック事業
URL:https://www.mamoru-kun.com/
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