エイベックス株式会社

パソコン・HDD・サーバー
データ機密抹消

データ抹消の流れ - 確実にデータ抹消し、証明書を発行します
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機器の回収
専用保護ツールで
施錠して格納詳しく見る -
運搬
専門スタッフが
セキュリティ車両で運搬詳しく見る -
機密抹消処理施設
(ファイナルセンター)セキュリティ対策を備えた
機密抹消処理施設へ搬入詳しく見る
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記憶媒体の分別
記憶媒体(HDD、SSD)とPC本体パーツ・部品などに分類
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抹消処理
記憶媒体を抹消処理
詳しく見る -
証明書発行
内容証明書を発行
(本体・HDD、SSDシリアルNo.掲載)詳しく見る -
リサイクル
パソコン部品に含まれる
資源をリサイクル詳しく見る
1機器の回収徹底教育されたスタッフが堅牢な専用保護ツールで回収
回収スタッフは情報セキュリティ教育の習得者
スタッフは全員、社内の“機密保持適格審査”に合格し、身分証を携えた社員です。入社から6ヶ月に渡る研修期間と2年に1度の更新審査をパスした情報セキュリティ教育の習得者です。

内部流出を許さない堅牢な専用回収ツール
廃棄物は施錠されたスチールキャビネット型の専用回収ツールに格納します。内部流出防止のため、回収スタッフですら開錠できないようになっています。

都市型オフィスからサーバルームまでどこにでも敏速に回収
不要パソコン(サーバ)を集約する場所を確保出来ない環境でも、柔軟に対応する回収プログラムを用意しています。迅速に回収を行いますので、通常業務への負担も最小限に抑えられます。

周辺機器も合わせて回収
同時に発生する不要になった周辺機器、記録メディアやストレージも、専用ツールで確実な機密処理を承ります。
※一部周辺機器(ブラウン管など)を除く。詳細はお問い合わせください。

2運搬現金輸送と同レベルのセキュリティ車両で運搬
警報器付きの「完全密封車」で盗難防止
廃棄物の運搬には現金輸送車と同等のセキュリティを誇る「完全密封車」を使用しています。後部扉の施錠と連動している特殊警報機を装備し、「スタッフが扉を開けたまま、車を離れる」といったリスクを徹底排除しました。

全社GPS搭載で追跡可能
すべての輸送車には、警備会社が運用する位置確認端末装置を装備しています。思わぬトラブルが発生した際には、GPS(全地球測位システム)と携帯電話の基地局を利用した測位/通報システムによって即時に通報され、セキュリティのプロである警備スタッフが迅速に対応します。

3 機密抹消処理施設(ファイナルセンター)最先端の防犯システム導入、完全警備体制の機密処理施設
24時間の完全警備体制を敷いた機密処理専用プラント
情報セキュリティマネジメントシステムに則った徹底的な内部流出対策と、外部侵入防止策が導入された機密処理専用プラントで処理を行います。ゲートや出入り口はセンサー類で厳しく監視され、関係会社の車両といえども出入りが厳しく検査されます。

不審者事前検知システム(DEFENDER-X)の導入
カメラの映像から不審者を事前に検知する防犯システムです。人が無意識に発する微振動を特許技術により解析し不審者特有の精神状態をキャッチします。東京オリンピックに向け最先端の防犯システムとしてTVや新聞などメディアでも注目されています。

入退出ルームにゲート型金属探知機の設置
空港設備と同等のゲート型金属探知器を導入しました。一般的なハンディタイプの金属探知器では検知しづらい小さな金属物も検知。偶発的な持ち出しも防止します。

4抹消処理高性能機器を使用した安全・確実なデータ抹消処理
[HDD]
磁気消去方式と
圧迫破壊のW消去
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強磁気を照射
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HDDに穿孔
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V字破壊
使用機器
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HDD磁気データ消去装置
通常磁化装置の1.5倍の消去能力を持つ磁気データ消去装置を使用しています。
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HDD破壊機
米国防総省の厳格な基準をクリアした高性能破壊機を採用しています。
[SSD]
専用破壊機で複数穿孔、
データ復旧を不可能に
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穿孔
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証拠を記録
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破砕
使用機器
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SSD破壊機
最大80箇所に穿孔しデータを確実に読み取り不可能にします。
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専用破砕機
2cm核まで粉砕後、廃プラスチックにされます。
5証明書発行機密性を証明する信頼度の高い証明書を発行
証明書発行でエビデンスとトレーサビリティを確保
機密抹消を行ったエビデンスとして(本体・HDD、SSDシリアルNo.)を内容証明書に記載します。またHDDおよび、SSDに記載のシリアルNo.を機密抹消処理前と機密抹消処理後の写真を撮影して内容証明書に添付します。

6リサイクル金属原料はリサイクルをして環境貢献
部品に含まれる金・銀・コバルトなどをリサイクル
パソコンなどの電子機器には高価値な金属物質が内蔵されています。世界の電気電子機器廃棄物「E-waste」の2019年発生量は約5000万トン、しかし再利用はその内わずか20%です。また、鉱物資源の少ない日本では、パソコン部品に含まれる金・銀・コバルトなどのレアメタルも備蓄制度の対象となっています。日本パープルも資源を無駄にしない社会を目指し、金属原料のリサイクルに努めています。

より安全・確実に、機密抹消の工程や設備をアップデート
2019年12月の同業他社にて発生した事件※を受け、当社では、お客様により安心してご利用いただくため、ハード面とソフト面の双方でセキュリティ対策を強化しました。ハード面では高性能装置・システムの導入、ソフト面では機密抹消処理フローの見直しや内容証明書発行サービスのアップデートなどを行っています。
※個人情報や機密情報を含む行政文書が保存されていたHDD等の記憶媒体が、抹消処理会社の作業担当者によって転売されていた事件が大きく報道され社会問題となりました。
- HDD処理方法に磁気消去方式と圧迫破壊のW消去を導入
- SSD処理方法に穿孔による破砕工程を追加
- 内容証明書発行をオプションサービスから標準サービスに変更
- 機密抹消処理施設に不審者事前検知システム(DEFENDER-X)を導入
- 機密抹消処理施設の入退出ルームにゲート型金属探知機の設置