2023年3月1日お役立ち情報
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トランクルーム市場拡大へ。収納物の保管状況はどうなっているのか?日本パープルの新倉庫を覗いてみた

高まる物品保管ニーズに応じて、トランクルーム市場が拡大を続けています。個人・法人向け、屋内・屋外型など、その種別も多様化しています。法人利用の場合、保管物品の安全性レベルは倉庫選定における重要なポイントですが、実際に物品の保管状況はどのようになっているのでしょうか。

そこで今回は、2022年11月に稼働を開始した日本パープルの新倉庫が持つ最新の設備や機能をご紹介し、預ける物品の安全について考えてみます。

拡大を続けるトランクルーム市場

まずトランクルーム市場の概況を確認していきましょう。

トランクルーム市場は、過去10年以上右肩上がりが続いています。株式会社キュラーズが行った調査は、2008年に270億円だったトランクルーム市場は2020年には670億円と2.4倍に増加していることが明らかとなりました。

また、同調査によるとトランクルーム店舗数は調査時には11,000店舗を超えており、ファミリーレストラン市場を超える店舗数になったようです。

さらに、2026年には市場規模が1,000億円を超える可能性があり、今後もトランクルーム市場の拡大が見込まれます。

※参考:株式会社キュラーズ「トランクルーム市場(屋内・屋外含む)に関する市場規模と成長予測に関する最新の調査」(2021年11月11日)

物品の保管方法が変化している

同調査は、トランクルーム市場拡大の背景には1戸当たりの居住面積が大幅に減少したことが関係していると指摘。約20年前と比べて1戸当たりの平均床面積は15㎡減少していると同時に、都心を中心に車を持たない世帯が増えるなど従来の居住環境が変化しています。その結果、多様なニーズに対応できるトランクルーム需要が高まっていると言えます。

法人においては、テレワークの普及やそれに伴いオフィスを縮小・移転する企業が増え、物品を外部へ保管するニーズが高まっています。新型コロナの影響もあり、情勢は今後も変化していくことが予想され、物品を柔軟に出し入れできるトランクルームは昨今の時代に即したサービスだと言えるでしょう。その中でも、Web上で倉庫の物品を管理できるシステムも注目されています。

そんな中、預けた収納物がどのような条件で管理されているのかにも目を向けることが大切です。より安全・安心・付加価値の高い保管状況を担保することは、特に法人にとっては必要または十分条件であるかもしれません。

それでは、実際に倉庫はどのようになっているのでしょうか。今回は、物品の倉庫について、日本パープルの新倉庫を事例に見ていきましょう。

最新設備の倉庫から、昨今のニーズを知る

日本パープルが2022年11月に千葉県野田市で新たに稼働させた新倉庫は、従来同社が提供している法人向け物品保管サービス「Stock MAMORU(ストックマモル)」と個人向け宅配トランクルーム「AZUKEL(アズケル)」の新拠点となる倉庫です。両サービスは年々需要が高まり収納量が増え続けていることから、今回の新倉庫が設立されました。

新倉庫の特徴は物理的な収納量が拡大しただけでなく、最高基準の保管環境と倉庫DXを実現した点にあります。 では、今トランクルームにどのような基準が求められているのでしょうか。新倉庫の特徴からそのニーズを見ていきましょう。ここでは、代表的な3点をピックアップしてご紹介します。

セキュリティ対策

法人利用において、倉庫のセキュリティ対策は最も重要なポイントの一つです。新倉庫では顔認証技術に基づく厳しい入退室管理や、多方面に設置した複数のカメラで作業状況やスタッフ間の行動監視を行い、不正侵入・内部流出を同時に防止しています。さらに、常に効率的に体制をアップデートできる環境を整え、安全確保に務めています。

BCP対策

新倉庫では、浸水対策として施設のプラットフォームを1.4m底上げし、床や壁を断熱仕様に設計。また、屋根には太陽光パネルを配し、非常時への蓄電や給電設備を完備するなど、多方面からのリスクを考慮した対策が講じられています。昨今、災害時などの緊急事態に備えた倉庫のBCP対策状況も、トランクルーム選定軸の一つとなりつつあります。

最適な保管環境

トランクルームにおいて、物品の劣化や破損を防ぐため適切な保管環境が整備されているかどうかは重要なポイントです。新倉庫ではすべての保管場所の温度・湿度を常時適正値に維持するなどして、空調設計を綿密に行っています。そのため、パソコン機器や皮革製品、美術品といった扱いが繊細なカテゴリーの保管物にも幅広く対応ができるようです。

安心安全な保管を実現するには

上記の新倉庫の設備からも分かるように、昨今のトランクルームはただ物品を保管するだけではなく、長期保管に耐えうる条件が整っているかという点や、様々な事態に備えた高い安全性などが求められていると言えます。さらに、情報漏洩の可能性はないか、災害があった場合に建物は大丈夫か、といったあらゆるリスクに対して確認しておく必要があるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、上記でご紹介した新倉庫を有する日本パープルの法人向けサービス「Stock MAMORU(ストックマモル)」です。

Stock MAMORU(ストックマモル)について

ストックマモルは、備品管理に関するすべての作業を請け負う宅配型ストックサービス。預けた備品はWeb上で可視化され、必要な時に必要な場所へ簡単に配送を依頼することができます。保管が不要になったら、廃棄も対応可能です。

また、荷物の預け入れは厳密な社内審査に合格したスタッフが対応し、現金輸送車と同等のセキュリティを誇る完全密封車で輸送するなど、保管にまつわる一連の工程について「誰がどのように行っているか」を明確に情報公開しており、安心して依頼することができます。

公式URL:https://www.mamoru-kun.com/

倉庫の保管状況にまで目を配ろう

不安定な情勢が続く中、トランクルーム市場は今後も拡大していくことが期待されています。それに伴い様々なサービスが登場することが予想されますが、企業は正しく情報を収集し、適切なトランクルームを選択しなければなりません。

信頼できるサービスを見つけるには、保管環境や安全性が明示されているかどうかを確認することです。

今回ご紹介した日本パープルなら預け入れから保管、輸送に関する一連の流れを把握でき、安心して依頼できるでしょう。トランクルームをお探しの担当者は一度相談してみてはいかがでしょうか。

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