2017年12月19日お役立ち情報
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【HR Tech】業務の効率化を促進する人事システム6選

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総務省の試算によると、現在8000万人近くいる日本の労働力人口は2030年までに7000万人を切り、2060年には約半数の4500万人にまで減少すると言われています。そんな中、人事部門に求められる役割も、単なる人材管理から、経営者の意図を反映させた人事政策を担うことへと変化しつつあります。

ただし、人事部門の仕事は煩雑な業務に膨大な時間を取られてしまい、知的労働をする時間がなかなか確保できないのもまた実情ではないでしょうか。

そこで活躍を期待されているのが、HR Techです。HR techとは、”HR(Human Resource)×Technolog”を意味する造語で、人工知能(AI)やクラウドなどを駆使して人事関連業務を行う手法のことを指します。このHR tech技術の発展により、現代の人事部は、今まで人間にしかできないと想定されていた多くの人事業務を、コンピュータに任せられるようになりました。

今回は、時間と手間のかかる管理業務を代行してくれて、採用面接や経営陣のヒヤリングなどといった、より重要な仕事をする時間の確保に役立つ「最新人事システム」を6つご紹介します。

おすすめの人事システム6選

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1. 人事業務の70%をHRRobo「ILias」が代行

「毎月の給与計算や、ToDoリスト作成に嫌気がさしているが、アウトソーシングする金銭的な余裕はない。」という方に朗報です。

「ILias(イーリアス)」の愛称で知られるソフトウェアロボットHRRobo For SAP HCMは、手作業による入力など煩わしい業務をアウトソーシングしている企業に特にオススメしたい代行システムです。また、ToDoリスト作成も自動でもれなくしてくれるため、ToDoの抜け漏れがなくなります。

さらに「ILias」は、24時間365日働くことができるだけでなく、その能力はなんと人間の処理能力や勤務時間から仮に算出すると、約24倍!忠実かつ優秀な「ILias」を導入することで、煩雑な作業は彼に任せて、人事の皆さんはより重要な業務に注力することができます。

2. 最短で明日から導入のできる評価制度システム「ゼッタイ!評価」

社員の「行動」の評価に難しさを感じたことはありませんか?成果は数値として現れますが、行動は目に見えません。評価制度が曖昧なため、何をどう頑張ればいいかわからずに、フラストレーションを抱えている社員がいるかもしれません。こうした不平や不満は優秀な社員の離職につながり、会社にとって大きな痛手となります。

そんな時に役に立つのが、本来工数のかかる制度構築を、最短1日で完了してくれる「ゼッタイ!評価」システムです。「ゼッタイ!評価」では、社員が「売上○○万を達成する。その為に、一日100件の電話をかけます。架電したものをまとめるリストを○日までに作成し、1日何件に電話営業を行ったかを、退社時に記入します。リストは月末に評価者に提出いたします。」などと具体的な行動目標を設定するのをお助けすることで、社員の行動を可視化し、公平な評価につなげます。

3. 「SmartHR」で面倒な労務をワンクリックで済ませて、労務にかかる時間を3分の1にまで短縮

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社員が入れ替わるたびに、個人情報を手書きで入力したり、ただでさえ手続きの遅い役所に出向いて、窓口に並んだりすることに辟易している人事部の方は少なくありません。実は、賢い人事担当者たちは、既にその無駄な時間を採用面接に使うなどして、有効活用しています。ここで紹介するSmartHRは、労務管理部門クラウドシェアNo.1かつサービス利用継続率99.2%という圧倒的な数字を誇るワンクリック労務管理システムです。

入社の際に社員をワンクリックでシステム内に招待し、個人情報を入力してもらうことで、雇用契約書や保険関係の書類などを全てSmartHR内で一括管理することができます。そのほか、給与明細や年末調整などにも広く対応しているだけでなく、役所への電子申請もワンクリックで完了。さらに、各種手続きとシステムが連動しているため更新漏れが起きず、 正確かつ最新のデータを常に保持することができます。

4. 「HRMOS(ハーモス)」で採用業務を集約し、可視化

最近では、コーポレートサイト以外にも、就職・転職活動サイトが乱立していて、様々な応募経路が存在します。そのため、一つ一つの応募経路をみて行くことに時間を取られ、本来注力したい採用活動になかなか時間が取れないということが起こります。

そんなお悩みは「HRMOS」が解決してくれます。これまでExcelで行ってきた採用業務を「HRMOS」で一元化することで、応募者数や面接実施数、そして面接官の評価もリアルタイムに一目でわかるようになり、それらのデータをもとに採用上の課題発見がしやすくなります。

数値に基づいた戦略的採用をサポートするHRMOSは、経済産業省の第2回「HRテクノロジー大賞」採用サービス部門で優秀賞にも選ばれています。

5. 流行りのリファラル採用を「Rifcome(リフカム)」で簡潔、かつ簡単に

優秀な人材を低コストで獲得できることで昨今注目されているリファラル採用ですが、人事の力だけではなかなか採用まで漕ぎ着けることができないのもまた事実。

間に入る人間が増えることで、採用の連絡などが滞りがちなリファラル採用も、Rifcomeを導入することで、面倒な手順をグッと短縮することができます。人事がしなくてはならないのは、社員のメールアドレスと募集ポジションの登録だけ。あとはRifcomeが自動で社員への通知をしてくれます。社員の協力状況や応募者の管理も一目でわかるので、効果測定も簡単にできてしまいます。

6. 60日間無料でお試しできる「ジョブカン」で勤怠管理を楽チンに

勤怠管理は、出勤退勤の管理だけではありません。毎月シフト作成をしたり、 部署や雇用形態ごとに異なる就業ルールを管理するのは、人事にとって非常に面倒なもの。

ジョブカンを使えば、スタッフが提出した希望シフトに照らし合わせながら、簡単にシフト作成が可能。 それぞれの拠点や部署、雇用形態ごとに異なる就業ルールを設定することができるので、1つの管理画面で複数の就業ルールの運用ができてしまいます。また、従来のスマートフォンやパソコンからの打刻だけでなく、ICカードやLINEでの打刻にも対応しており、人事のみならず、社員の皆様にもストレスフリーな勤怠管理を提供します。

ジョブカンには、勤怠管理以外にも、ワークフロー・経費精算・採用管理・労務管理のなど多彩なシリーズがあり、合わせて使うことで利用料金をよりお得に、そしてより便利に、人事業務を執り行うことができます。60日間、全機能を無料でお試しできるので、まずは試してみてはいかがでしょう。

最新人事システムを駆使して、より重要なタスクに集中しよう!

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人事部は本来、経営陣に最も近い部署。そんな人事に求められる役割は、もはや単なる「人材管理のエキスパート」ではなく、経営陣のメッセージを理解し、彼らの右腕として戦略的かつ創造的な業務を行っていくことではないでしょうか。そのためには、生産性のないデスクワークに割く時間をできる限り減らし、経営者のビジョンを達成するための採用活動等に注力する時間を作る必要があります。

今回紹介した中には、無料でお試しできるものもあるので、ぜひ導入を検討してみてはどうでしょう。どのシステムも、人事の皆さんが煩わされている退屈で非生産的なデスクワークの削減に役立つはずです。

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